銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

輿兵衛丸!

2012年02月14日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7695 Img_7685 先週の土曜日、銚子港で30数年のお勤めを終えた銚子の小型底引き船(9.5㌧)・輿兵衛(よへえ)丸が、新たな嫁ぎ先、福島県いわき市に向けて旅立っていきました...。昨年廃業し、新たな嫁ぎ先を探していた矢先に震災...。壊滅的な被害を被った東北で大切にしてもらえるのなら...と。この船、私には特別な感慨があります。何も分からず身一つで水産業に飛び込んだは良いものの、長靴を履いて、樽を引っ張り、魚の選別をする...という、頭で分かっても体で理解できないと次に進めない独特の世界において、魚の基本を教えて頂いた船であり、何度か乗船させて頂いたりしておりました。船の仲間の絆とは強いもので、銚子の友船のみなさん、輿兵衛丸の新しい旅立ちを見送りに多数駆けつけておりました....。最盛期30隻以上あった小型底引きも、これで確か9隻を残すのみ。沖合底引き(70㌧)も最盛期の40隻から現在は5隻...。寂しい限りです。輿兵衛丸さん、ありがとうございました。いわきにて幸多からんことを!


ビスク!

2012年02月13日 | 銚子のうまいもの

Img_7681 いつもながら写真の腕があまり良くなくて....。美味しそうに見えないかもしれませんが、絶品のスープであります。フレンチの定番、ビスク(スープ)...。本来はエビ・カニ等の甲殻類で取った出汁を使うようですが、ブイヤベースの素の開発者から、あのブイヤベース(今回の魚介類はエビ、ギンアナゴ、ホウボウ)に、市販の生クリームを投入すると、絶品ビスクに変身するので是非試してみて...とのアドバイスに従い早速お試し....。何じゃこりゃ...と、今まで食べたことがないような味となりました。産地は素材が新鮮だから、刺身と塩焼き、煮付けだけで十分という意見、多いです。確かに一理ある...。知人のイタリアンのシェフによると銚子の漁獲物はイタリアのそれに似ているとのこと。イワシとかサバじゃなくて、ホウボウとか、舌平目(ヘラ)とか、赤あんこうとか..(銚子の魚・バックナンバー参照)....。ホウボウの頭はほとんどアラとして捨てられてしまいますが、シェフによると、あの部位は最高のスープの素。これを捨てるようじゃ、まだまだ魚が分かってねえな...。この言葉に発奮し、部室鍋、更に極めて参ります。尿酸値に留意しつつ.....。


ブイヤベース!

2012年02月12日 | 銚子のうまいもの

Img_7678Img_7674 Img_7651過日の部室鍋、ブイヤベース...。部室鍋もだんだん凝ったもの、マニアックな領域に入って参りました。それでもほぼ地元産100%で原料が揃ってしまう...。やはり足元、あるもの探しであります。スーパーマーケットトレードショーでお取引先の方々が紹介しておりましたブイヤベースの素(店頭売価398円)に、ギンアナゴとホウボウのフィレを投入、香味野菜としてタマネギとニンジンのスライス少々。フレッシュトマトを少々加えるとさらに爽やかな味となります。市販のシーフードミックスなど魚介類は何でもOKのようです。サフランも効いていて、 この味を家庭で出すのはなかなか....と。ちょっとクセがあるのかと思ったり、あのギンアナゴが使えるのだろうかと思いましたが、全くの杞憂でした...。百聞は一食にしかず....。美味いです...。


はまぐり・ソバ!

2012年02月11日 | 銚子のうまいもの

Img_7673 銚子観音様近くの甚作さんの季節限定メニュー、はまぐり・ソバ....。専門的に言うと、コハク酸(貝のうまみ成分)のうまみ炸裂!というところでしょうか。何も専門的に言わずとも、出汁を飲み干すほどの味...要するにうまいという事であります。はまぐり...という事はそろそろ3月なんですね。年度末、花粉症、あれも、これも、そしてあれから1年です。


栃木・下野へ

2012年02月10日 | 諸国漫遊紀

Img_7668 Img_7667 栃木県・下野(しもつけ)市に行って参りました。銚子から一般道で水戸・大洗へ、そこから北関東道...。3時間半くらいの道のりであります。帰りはすべて一般道を通りましたが、4時間ちょっと...。高速使わなくても以外に近いな...と。下野から下妻を抜け、つくば~土浦~香取...と、利根川、霞ヶ浦、北浦湖畔の綺麗な風景が続きます...。今回は下野市そのものに用事があったのではなく、流通団体の物流センターへの訪問が主目的でありましたが、途中、道の駅がかなりあり、所々で下車して見学となりました....。北関東は30分くらい走ったら道の駅、直売所という状況で、中身もかなり充実しております。下野の案内板見たら、歴史と先端医療の街...とありました。自治医科大学のお膝元のようです。銚子から車で4時間くらいの範囲が日帰りの限度...。体は重いのですが、行動のフットワークは軽く、各地でいろいろな方に会い、刺激を頂き、それが明日への活力となっております。


ピーナツ製品

2012年02月09日 | 銚子のうまいもの

Img_7628 Img_7626最近、車での遠征が多く、方向音痴の私はナビのお世話になりっぱなし...。私のナビは、千葉を出て東京に入ると、国会議事堂、東京駅の写真とともに東京に入ったことを知らせてくれます。茨城だと霞ヶ浦の風景、群馬は天狗でした...。埼玉は長瀞の風景で、神奈川は赤レンガ倉庫...。千葉に戻ると、出てくる写真.....、ピーナッツ(落花生)であります。ピーナッツと落花生は同じものを指すという認識でおりますが、違っていたらご指摘を...。千葉=ピーナッツか?...と思いながら、確かに有名だし、美味しいしな~と。自然、それらの加工品、千葉には沢山ある訳です。写真は以前の部室鍋時に、ツマミとして食べていたもの。ピーナッツ・ミソと蜜入りさや...。ピーナッツ・ミソは銚子で製造されております。これは地元の定番中の定番。隣は本場八街から買ってきて頂いたもの。殻ごと蜜で煮てありました...。これまた美味.....。その他、カレー豆など、間違いなく美味い!と唸るピーナッツ製品、千葉には多いです。機会見付けて、いずれご紹介します。


前橋・藤岡へ!

2012年02月08日 | 諸国漫遊紀

Img_7664 群馬県の前橋市、藤岡市に行って参りました。更新が遅れ申し訳ありません。有名な関越インターの直売所、ららん藤岡さんを訪ね、3月に開催予定の銚子港フェア(仮称)の打ち合わせに...。銚子出発時は暴風雨でありましたが、東関道~首都高~外環~関越と乗り継ぎ、最初の訪問先、前橋南インター到着時には雨も上がり、綺麗な山の風景を見ながらしばし心の洗濯でありました。銚子から約4時間...。さすがに遠いですが、群馬と千葉は利根川繋がりで江戸時代から交流が盛んだったようです。銚子はもともと高崎藩の直轄領であったと聞いておりますし、私の事務所の所在地・銚子市陣屋町は高崎藩の陣屋が置かれていたことに由来しているらしい...。3月のイベントについては詳細決まりましたら改めてご案内致します。


♪太平洋の~

2012年02月07日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7656 先日、高校の恩師、傘寿(80歳)のお祝いの会に参加させて頂きました。そこで配布されたもの....、旧市立銚子高校校歌...。合併により、今では幻の校歌になってしまいましたが、本当に名曲と言われた校歌であり、まさか卒業から24年の時を経て再び歌う機会が来るとは思いませんでした...。銚子の高校の校歌と言えば銚子商業の“幾先年の昔より...”があまりにも有名。まあこれは別格中の別格であり、もはや高校校歌の域を抜けていると思います。銚子市民なら誰でも知っているし、銚子以外でも高校野球のオールド・ファンならみな知っている...。市立銚子高校(愛称:お山)の校歌もなかなか味がありました。作曲者は、信時潔...。以前掲載しました海ゆかばの作者。銚子一中校歌も同一人物であります....。太平洋の波音高く~で始まるあの校歌。非常に懐かしく思いました...。真理の光に雲も開けて・若き希望のわくや胸に・みなぎるよろこび新たなり....。校歌は幻になってしまいましたが、あの歌詞の意味するところ、永遠であります。


小狭深濃

2012年02月06日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7648 日本は少子高齢化と言いながら、世界的に見れば人口爆発の局面。激烈な食料の争奪戦が繰り広げられていること、TV,新聞報道に限らず、食の現場にいるものとして強く実感しております。農業など、今までは日本人がやりたがらないなら、海外に行って買ってくればいいだろう....という風潮だったと思いますが、もはやそんな悠長なことを言っている場合ではない....。買い負ける、カネもないと言っている昨今...。頭だけが取り残されている...。現実を直視しなさいよ..と海外の友人に良く言われてます。今から10年ほど前、食品雑誌の編集長さんが、これからは小さく、狭く、深く、濃く考え行動しようと言っていたのを思い出しました...。今までは大きく、広く、浅く、薄く...だった。要するに大きなものに巻かれ、薄っぺらくやっていた方が楽で、しかも上手くいく...。ただし通用しなくなると非常に脆い...。好むと好まざるとに関わらず、小さく、狭く、深く、濃く考え行動する必要性、トレードショーにて更に強く感じております。小狭深濃....。今年はこのキーワード増えそうです。


トレードショー②

2012年02月05日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7643 Img_7645 口蹄疫から復活した宮崎参協グループも元気に参加...。被災地・岩手、宮城、福島からも多数参加...。自分では想像すらできない艱難辛苦に遭遇した方々が必死で復活に掛ける姿に接すると、自らの周囲に起こっている不平不満をつらつらと...、これ恥ずかしくなります。こういう展示会は新商品云々もさることながら、各地で頑張る仲間との再会と、そこで感じる熱気に新たな活力を得られるということなのでしょう。農業は厳しい、水産業も厳しいと言いながら、こういう場にかなりいます...後継者。家業の継承云々ではなくて、やる気のある人、時に異業種からも...。これからますます変化が大きくなっていくであろうこと、実感しております。頑張る人がいて、頑張る人を応援する人がいる...。それで十分、そんなことを改めて思った今年のトレードショーでありました。


トレードショー①

2012年02月04日 | インポート

Img_7638 Img_7640 ビックサイトで開催されたスーパーマーケット・トレードショーに行って参りました...。人・人・人...、物凄い熱気でありました。国内外のこだわり商品はじめ、食品以外の売り場機器やら、販促提案やら...。すでに商品については出尽くされた感じがあり、時に、こういった展示会はもはや意味がないのでは?という方もおりますが、さにあらず....。まず姿勢...。過疎地だ、後継者が、カネがなくて....、いろいろな言い訳がありますが、間違いなくこういうところに出て来る方々、取り組む姿勢が違う...。地域の行政が引っ張ったり、地銀さんが引っ張ったり、経緯は様々なようですが、ああだ、こうだとできない理由を並べ立てて人生を無為にするか、チャレンジするか....であります。困ってんなら姿勢を示せ。そういう事だろうと....。出展者は常連が多く、馴染みの方々にも多数お会いしましたが、あきらめずに継続してきた方々、状況がかなり好転しているようです...。やったもの勝ちですよ...。この言葉が脳裏に焼き付いております。続きは次回に。


ディフェンダー③

2012年02月03日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7630 強行軍の旅より戻りました...。東京ビックサイトでのスーパーマーケット・トレードショー等、報告は後日...で、ディフェンダー....。ここを突破されると、チームが危機に陥る。そういう状況があります。スポーツの場面だけではなく、自らも当事者だけれど、あいつに責任かぶせてじ~っとしていよう...と時に考えてしまいます。そして我に返ります。当事者であること、同じチームの一員であること、その結果は他者に責任転嫁したところで最終的に自分に跳ね返ってくること...。時に、辛くても立ち向かってしまった場合に比べ何倍もの苦しみを伴って....。重い荷物を持ったお年寄りを目の前に、かわいそうだ、かわいそうだという方がおります。だったら持ってあげればいじゃないですか?ということなんですが...。持とうとしない。お前の方が近くにいるんだからと...逆ギレする始末...。自分が責任逃れをしたため、困難に陥っている仲間を前に、他人事、評論家のような話をされる人もおります。迷惑をかけておきながら...。もうこうなると感情と感情のぶつかり合い....。自らも全く偉そうなことを言えた立場でないながら...。ディフェンダーを巡る物事の見方、視点の多様性、本質...そんなことを思った次第であります。


本日休刊!

2012年02月02日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7637 本日、相変わらずの強行軍の旅に出ております。関東地区内ですが....。更新は明日夕方以降に行います。いつもご覧いただいているみなさん、申し訳ありません。明日は節分...。厄が明ける、厄が明ける...。明けなかったらどうしよう....。明けるも明けないも、とにかく節目。節目は大事、節目は非常に大事であります。信じるも信じないも人それぞれですが....。


ディフェンダー②

2012年02月01日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7634 以前掲載しましたが、ちょっと前の日本代表の試合で、ディフェンダーが3対1の状況で抜かれ失点...。試合も敗戦となりました。抜かれたディフェンダーに対する批判の嵐の中、高名なスポーツジャーナリストさんが、批判は全くの見当違いだ...と。近代スポーツは分業が発達していて、その過度な依存が大局を見失わせる...。チームが危機的な状況あるのに、私の持ち場はここですからと言わんばかりに後方から眺め、戻ろうとしない。チームの危機を察したディフェンダーが必死に守っているのに、後方からあいつなに抜かれてんだ....と他人事....。まあこういう状況で、チームスポーツに勝利は決して訪れないのは自明の理....。他人事の連中も俺の責任じゃねえや...と言っていられるのはしばしの間だけ....。チーム再編でまともな指揮官が来れば、真っ先に粛清の対象となる訳であります(実際そうなったようです...)突然なんでこんな話題?という事ですが、これに類似する話が身の回りで非常に多く垣間見れるからであります。続きは次回に。