銚子・角巳之・三代目

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紫陽花(あじさい)③

2024年06月16日 | 日記・エッセイ・コラム

写真がまだ残っておりましたので、残りを掲載致します...。どれを見ても見事です。各々の花
(部分)も綺麗ですが、(全体)として見ても美しい...。以前フラクタル(相似形)ということ
掲載したかと思います。この紫陽花もフラクタルです。部分を拡大してみると全体形に似ている...。

日本寺の紫陽花を良く観察しておりましたら、区画・区画に人の名前が書かれておりました。
恐らく寄贈された方のお名前かと思います。近隣の方ばかりと思いきや全国(しかもかなり広範囲)
日本寺周辺が(飯高檀林)と呼ばれ、檀林とは仏教でいう学校のことであります...。

ここで学んだ方々...、しかも何百年にも渡る時間の中で、全国各地に日本寺(飯高檀林)のことが
拡散されていったことは想像に難くないし、あじさい寺として衆目を集めるようになったこと...、
偶然では無いと思います。一燈が万燈に...。さしずめ1本の紫陽花が万本に。

お寺が、あじさい寺として注目される。人はそこに足を運ぶ...。人が集まりますので現世の利益に
(観光など)繋がることもあろうかと思いますが、何よりも先人の足跡に想いを致し、そこで眠る
先人に敬意を払う...。不滅の法灯になぞらえれば、まさに不滅の紫陽花であります...。