銚子・角巳之・三代目

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あいさつ...③

2022年11月17日 | 日記・エッセイ・コラム

世の中を生きて行くには小中学校で習ったことで十分ということから、その基本は“あいさつ”と
いうことに辿り着き、それが翻って組織運営、権力....と飛躍しているのですが、飛躍ではなく
根底で繋がっており、最も重要であること日頃の生活でひしひしと感じております。

先日、“何が正しいかではない”、“誰が言っているのかだ”...。ある会合でこんな一幕を見ました。
なるほど...と思いました。肩書マニアのような方が、一般論をペラペラと...。実は何も響かない。
(内容はいかにも...と一瞬感じますが軽い)、そこに現場を熟知した方の一言....重い。

船の船頭(一言が重い方々)との対比で考えたら、答えは単純明瞭でした。逃げられるか?
逃げられないか? 船と言う絶対に逃げられない環境の中で発する言葉は重い。軽重の差は、
そのまま人柄の差になり、それが心からの“あいさつ”に繋がるのだろう...と。

たかが“あいさつ”と侮るなかれ....。私も50を過ぎて、そんな根本的なことを今さら考える
とは思ってもみませんでした。しかしながらそういう話題が出てくるということは、何かの
警鐘...。周囲との“あいさつ”に軽さを感じたら要注意...。そう感じた次第です。