銚子・角巳之・三代目

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あいさつ...②

2022年11月16日 | 日記・エッセイ・コラム

漁業は究極のチームプレーであります。人間関係が悪ければ連携が悪くなり、漁の結果を左右する
ばかりか、時に身の危険すら伴うことになります。あいさつが気持ち良い船団は相互の尊重、信頼
が高い船であり、おのずと結果が良い...。反対は...想像通りです。

屈強な漁師さん方をまとめるのは腕力か?と思いきや、全くそんなことも無く(昔は知りませんが)
やはりベースは人間の信頼関係。そしてその船に乗っていると稼げるか否か...。結果がすべてのプロ
の世界です...。その根本を為す第一歩が気持ちの良い“あいさつ”...とすれば...。

他方、偉い人のこと...。偉い...こう書くと馬鹿にしているような印象を持たれるかもしれませんが、
(実際そういう部分もあるかと思います)肩書は立派ながら周囲の誰も“あいさつ”をしない...。これ
残酷ですが、これまた真理です。強要されているかどうかは“雰囲気”見るとよく分かります...。

地位による権力や恐怖感で一時的に人を屈服させることは可能です。が、チームにはならない。
チームにならなければ何かを為すことは不可能で、やがて綻びが生じ瓦解する...。船の場合は究極的
な環境(逃げられない)にあり、そのことが鮮明になるようです(続きは次回に)