この猫にエサをあげたら喜ぶだろうな...と。何かいいことしたな...と（勘違い）も出来るし...。
だけれども結局のところ、その場しのぎの自己満足。ここに来ればエサが貰えると学習した
猫は毎日来るでしょう。私がいないときは来るまで待ち続けているかもしれない...。
野鴨を飼い慣らすな。というお話と、授人以魚・不如授人以漁。という２つの話を聞きました...。
前段の野鴨...。鴨は渡り鳥で毎年越冬のためある場所に来ていた。そこに親切な老婆がいて、鴨
たちにエサを与えるようになった。エサがあるので鴨たちは飛び立たず居付いてしまった。
やがて親切な老婆が亡くなってしまい、鴨たちはエサが貰えなくなり食べ物に困るようになった。
仕方なく飛び立とうとしたが、あまりに楽な生活（常にエサが貰える）に慣れてしまい、もはや
飛び立つことが出来なくなっていた。やがて嵐が来て、居付いた鴨たちはみな死んでしまった...。
そして授人以魚・不如授人以漁ということ。人に魚を与えれば１日飢えをしのぐことは出来るが、
釣り方を教えれば一生食べて行ける...。これに似たことわざ、格言は非常に多いです。魚の釣り方
でも鉛筆の作り方でも...。たんなるモノではなくて、コト...。（続きは次回に）