銚子・角巳之・三代目

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業界紙から①

2022年10月11日 | 日記・エッセイ・コラム

過日の業界紙・一面...。写真の水産業界紙は数年前から定期購読を開始し、隅から隅まで読ん
でいる訳ではありませんが、一面や見出しなどキーワードを拾って、必要な個所はメモして、
程度ですが、“今”起きていることが、各業界とどのように繋がっているか?鮮明になります。

今回の見出しは昆虫を飼料の中に配合した養殖魚の件でありました。すでに畜産業界からは
悲鳴に似た声が上がっております。飼料、牧草、資材の高騰(しかも尋常でないくらい)...。
反対に子牛など市場価格が暴落。子牛価格が下がれば肥育農家にとってはコスト減と思いきや。

子牛のコストが下がっても、それを導入して2年間育てる...その間の飼料代金等の高騰を考え
ると、手が出せない...と。生産者の方々はこの現象を“一過性”ではなく、”構造変化”と捉えて
いるようです。これは養殖(魚)、肉(牛・豚・牛・卵...等)どの生産者も同じ...。

他方、国内消費を見ても、牛肉は高いので買い控えしよう。そういう機運もあるようです。
円安も相俟って、輸入牛肉も高騰...。水産業界の飼料への昆虫利用から話を起こしましたが、
これはどうもすべての生産者、消費者双方に関わる重大転換点...(続きは次回に)