銚子・角巳之・三代目

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国産飼料90%以上②

2022年06月21日 | 日記・エッセイ・コラム

今までの畜産生産は安価でしかも安定的に入荷される輸入飼料に支えられ、肉や卵の価格も
比較的変動少なく提供されて参りました。時代背景を考えれば生産者の仕事を飛躍的に効率化
させたし、食べる側にとっても安定的な量・質・価格の恩恵を大いに受けて参りました...。

私の世代(50代)は間違いなくこの恩恵を受け、自らの体を大部分をこれら食料で賄って
きた...と言っても過言ではありません。ただし話をちょっと前に戻すと、家畜は農家の庭先
で残飯等を有効に使って飼育していた...。これまた時代背景と言えばそれまででありますが...。

庭先畜産が近代化して、我々は大いに恩恵を受けた訳でありますが、やはり何事にも光と影。
一つ歯車が狂うと全体に大きな影響であります...。この生産者さんが生産する卵’(写真・昨日
掲載)は飼料米、キャベツ等の葉っぱ、米ぬか、実は飼料用トウモロコシまで国産です。

この取り組みは間違いなくこれからの時代の模範となるでしょうが、卵1個の価格は50円
以上(店頭あるいは宅配でお客様が購入する価格)...。これをどう考えるか? 卵と言う食材
は非常に優れもので完全栄養食とさえ言われております...さて。(続きは次回に)