銚子・角巳之・三代目

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狭い田舎町...②

2022年06月10日 | 日記・エッセイ・コラム

A、Bともに別々の部屋で...。2人とも黙秘を続ければお互いに1年の刑を受けるだけで済む。
ただし一方が自白し、一方が黙秘した場合、自白したものは無罪にする。ただし黙秘した方
は懲役5年とする。両者ともに自白した場合は、懲役3年とする...。

2人とも黙秘を続ければ懲役1年で済み、これが両者にとっての最善の策なのですが、実験
の結果、この時に選択するのは両者とも自白...。何故かと言えば、相手に対する疑心暗鬼...。
相手が裏切るかもしれない。自分だけが損をするかもしれない...そんな感情が自白を選ばせる...。

2人が協力して黙秘すれば、罪は最も軽い...。けれど、自らにリスクがある状態で協力は難しい。
相手をただ信じるのはリスクが大きく、疑うばかりでは得るものが少ない...。犯罪、懲役...等々、
表現不適当かもしれませんが、あくまでゲーム理論と言う世界の話のなのでご容赦を。

この状況を回避するには、常日頃から相手を裏切らないという明確なメッセージを態度で示し
続けることだと言われていますが、さて現実はそう簡単にいくかどうか...。実はこのお話、続きが
あると最近判明しました。このことを“何回か続ける”という条件を付与した場合...(続きは次回に)