銚子・角巳之・三代目

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魚の目

2012年04月30日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8095 Img_8092 時に、あの野郎の目は、腐ったイワシの目みてえだ...と。腐ったイワシの目?さてさて....。過日、サバの大漁が続きました。で、選別を眺めながらふと、腐った魚の目...と。別に何の脈絡もないのですが、魚の目....気になりました。さすがに水揚げ直後、腐ったものなどないのですが、それでは一番鮮度の良い目はどんなだろう...と。マサバ、ゴマサバ、マイワシ、ウルメ、ムロアジ、トビウオ....、次から次と水揚げされる魚の目、本当に綺麗でした。透き通っております。この目が真っ赤になって、白みを帯びてきたら鮮度劣化の証...と言われてます。K値などという指標を用いて鮮度判定に使ったりしますが、見りゃわかるじゃん....と。理化学的な数値に寄らず、透き通った目をした魚を、透き通った目であるうちに、いただきたいものであります。時に何か後ろめたいことがあると、相手の目を見て話せなくなるものです。そんな時、自分の目はどんな色をしているんだろう....。腐ったイワシの目かも、気付かないのは自分だけ...。そうならないようにせねば....と、透き通った魚の目を見ながら....。