銚子・角巳之・三代目

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Co-operatve(コーペラティブ)①

2012年04月17日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8055 co-operative(コーペラティブ)、協同組合の意...。本年は国連が定めた国際協同組合年なのだそうです。それでは協同組合とは何ぞや...という事ですが...。自分の周りを見渡すと、実は協同組合って沢山見付けることが出来ます。農協、漁協、生協、信用組合や保険、実に様々であります。一般の株式会社と何が違うの?という事ですが、株式会社の根本が利潤の追求であるのに対して、協同組合は組合員の生活の向上とか、共同利用、共同購入など...。根拠法が前者は会社法であるのに対して、協同組合は協同組合法。漁協に行くと、水産業協同組合法(水協法)の話が良く出て参ります...。難しいこと省略。要するに一人でできないことをみんなで。一人はみんなのために、みんなは一人のために...。弊社、参協の由来も、甚だ僭越ながら、この協同組合の精神からであります。参加、協力、未来志向で...。さてさて、その協同組合。大学か高校の教科書では、世界初の協同組合はイギリスのロッチデール先駆者協同組合(公正開拓者組合とも)であると教わるのですが、実は、銚子のお隣・旭市の大原幽学記念館に行くと、ロッチデールより、大原幽学が現在の旭の地で提唱した先祖株組合の方が早く結成されている....。協同組合で重要なのは、その精神性であり、どちらが早いか?にさして意味はないだろうと思いますが、こういう組織が、我が街のお隣で世界に先駆けて結成されていたことに想いを致すと、何か誇らしく、そんな場所がありながら、そのことについて深く学んでいなかった自らが恥ずかしくもあり...。続きは次回に。