銚子・角巳之・三代目

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co-operative(コーペラティブ)③

2012年04月19日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8049 天保時代と言えば、有名な天保水滸伝の時代であります。天保水滸伝と大原幽学なんて映画もありました...。博徒の喧嘩に何故、大原幽学が...という事ですが、この辺はいずれ。と言いながら、関連性はご賢察の通りです。飢饉が来る、仕事が無くなる、食べるものも無くなる、やけになる、一獲千金を夢見る。博打に手を出す。負ける。田畑取られる、で....。これであります。故に大原幽学は農業技術に留まらず、人間が生きる上での指針などを示す。記念館で見ましたが、子供の教育方法から何から、本当に、こと細かく...。共鳴する人が増え、村は復興に向かうかに見えたその矢先、言いがかりを付けられて捕縛。今でいう長期の裁判に疲弊し、村は求心力を失い、また悪循環へ。そんな姿を見ながら、大原幽学は自刃....。自刃の刀も記念館にありますが、捨て難きは義なりと書かれております。いつの時代もそうなんでしょうが、既得権益に反するような教えや行動は排除される....。結果として既得権益は守れないのですが...。放射能問題でいまだ影響が収まらず、どうなるんだろうと皆が不安の中にいる時に、早く再稼働しねえと経済が...。経済?...。これまさに安全地帯・遠くの良い子ちゃん理論の典型であります。立教新座高校の校長先生が、卒業生に贈った言葉、時に海を見よ。が、ネット上で大反響のようです。これを読んで、コーペラティブ、大原幽学とその時代こんな事を考えると、いろいろなものが見えて参ります。とにもかくにも国際協同組合年。各地でいろいろなイベントが行われると思います。機会あれば是非ご参加を。