銚子・角巳之・三代目

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当事者として....②

2008年04月30日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3038 俗に遠くの親戚より近くの他人と申します。地域コミュニティー、まさにそれ。都会生活だと、すべてをお金に換算して生活できるかもしれない。隣近所と助け合うより、干渉されたくない。田舎の何が嫌だって、何かと世話焼いてくるところだよ...。東京なら干渉されずに医者行くにも自分でタクシー乗るよ....。そういえば良く聞いた言葉。ただし地方生活では地域との助け合い不可欠。ご自身は東京で生活していて、親御さんがお一人で生活している方がおりました。医者行くにも自分でタクシー呼べない、乗れない...。歩いていける範囲にスーパーが無くなったので、買い物にも行けない...。だったら宅配でも何でも呼べばいいだろ。いくら掛かるんだ?...でした。もはや語る言葉もございません。東京の大手証券会社で部長まで務め、早期退職で就農した方がおります。収入は激減。退職金まで食い込みの生活ながら、ようやく生活のペースが掴めて来たよ....。と。ご両親の介護をするためにに退職されたそうですが、その先までシッカリと生活設計がなされているようです。さすが部長まで務めた方。ものの捉え方が違う。結局のところ、当事者意識なんだよね。証券会社でもナレッジ(知)・マネジメントだ、フィージビリティー(採算可能性調査)だ、と横文字乱発して部下を叱咤してきたけれど、詰まるところは“当事者意識”の有無。これに尽きる...と。やったって、やらなくたって給料は変わらない。だったらやらない。やったフリする...。どうせ“上”が責任取るんだろ...。こういう当事者意識の欠如した方々、多いんだそうです。ご両親の問題に付いては“責任感”だ。と。責任とは、やるべき時に、やるべき場所にいて、やるべき事をすること。それが為に自分が不利益な状況になることを甘んじて受ける事....。どこかで聞いたような言葉....。部長が“一般論”なんか吐いてたら、部下は付いて来ないし、役員以上からしたら、そんな部長すぐにクビだよね....。あんた当事者だよ....。最近よくその意味が分かるような気がしております。大きく捉えて、環境問題も食糧問題も“当事者意識”から....かと。