銚子・角巳之・三代目

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明日への伝言(続き)

2008年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3005 昨日、明日への伝言と題して掲載しましたら....反響が大きかったです。やはり現代に渇望される姿なのかと...。という事は現代はその反対の状況という認識の方が多いのか....。やはり。という感じです。最近やたらとエリート教育の必要性が叫ばれております。エリートというと従来はお勉強が出来るいい子ちゃん。でもそれは平和ボケ日本の、長い歴史で見れば数十年の中のモノサシで計った時のお話。世の東西、今昔を問わず、エリートとは、お勉強が出来るというよりも、国家に殉ずる気概を持った人。で、そのための努力を怠らない....。と定義付ける方が普通のようです。欧州などでは、地位あるものの責任として、王侯貴族が戦争の最前線立つのが慣例となっている...。真のエリートは責任回避しない。いわんや部下の責任なんかにしない....。そのエリート作りに欠かせないもの、野心とか、論理的思考とか色々有るらしいのですが、最も重要なのは幼少期に育まれる美的感受性なんだそうです。美的感受性....。海や、綺麗な夕焼け、自然の美しい風景を見て、ああ綺麗だな。と感動できる心なんだそうです。いくらお勉強が出来ても、自然の美しい姿を見て、別に~。と言っているようでは、その後の広がりが無く、弱者に対する労りの心が育まれないとか....。心理学の先生が言ってました。街の汚れは心の汚れ。これも確からしい。かつて世界一危険といわれたニューヨークの地下鉄....。安心して乗れるようになるまで、当時のニューヨーク市長は落書きを消し続けた....と。東京のある小学校では、これからの世の中、みんなの中の10人に2人しか幸せになれないんだよ。と教える...。何かの新聞記事で見たことがあります。強迫観念を植え付けて、綺麗な風景を綺麗とも思えないロボットのような人間を量産したいのでしょうか....。話が飛びました。明日への伝言。実に様々な事を投げ掛けられているようです。