遂に・・・。先週うちの奥さんが友人と東北に旅行に行き、お土産として写真のような2種類の根付を勝ってきてくれた。この「左馬」だが、財布の巾着の形をして、口がよくしまって、入ったお金が出て行かないなど商売繁盛、招運の駒とされている。また最近ではこれを持つものは競馬も強いとされている縁起のいいものだ。
というわけで今週の競馬に効果があるかと思ったが、昨日は残念ながら大敗。そして迎えた今日。予想は新潟、東京メイン的中と昨日よりは良い結果だったが、ドキドキしたのはWIN5。なんとWIN4まで見事的中していた。そして【菊花賞】、僕の最後の勝負馬はディーマジェスティ1頭。僕のWIN5の買い方は買っている馬券とは全く関係ない買い方をしているのだが、実はこの2ヶ月で3回ほどWIN4までいっていた。そして今回、正直“チャンスあり”と思ってレースを観ていたが、直線で・・・。今回の配当は300万円強だったので、僕のWIN5もそれくらいはあっただろうに・・・ガッカリ。それにしても勝ち馬は強かったなぁ。左馬の効果は来週以降に期待する。
その【第77回菊花賞】を振り返る。勝ったのは、C・ルメール騎乗のサトノダイヤモンド(牡・池江泰寿厩舎)。1番人気に応え、【皐月賞】3着、【ダービー】2着のリベンジを果たした。タイムは3分3秒3。後方から猛然と追い込んだレインボーライン(9番人気)が2馬身1/2差の2着。好位から脚を伸ばしたエアスピネル(6番人気)がさらにハナ差の3着だった。僕がWIN5で勝負した2番人気だった皐月賞馬ディーマジェスティは、サトノダイヤモンドと馬体を接するようにして直線に向いたが、4着に終わり、僕が本命に推したウルブルフは直線失速し12着に敗れた。
勝ったサトノダイヤモンドは実に強い勝ち方だった。正直距離にも不安がったが、全く問題なかった。ルメールの騎乗ぶりも完璧で、馬の出来も良かったのだろう。まだまだ若さもあるが、それでこれだけ強いのだから、これから他のGIの舞台でも活躍しそう。2着レインボーラインも力付けている。【札幌記念】3着もフロッグではなかったということだ。それも決して得意とはいえない距離でこれだけ走れば、今後面白い存在になるかも・・・。驚いたのは3着エアスピネル。【天皇賞・秋】でなく、【菊花賞】を選択したのだからそれなりの自信はあったのだろうが、よく走っている。1周目からずっと力んで走っていたが、それがなければもっと際どかっただろう。4着ディーマジェスティはどうしたのだろう。最初から行きっぷりが違った。それでも勝ち馬マークで勝負したが、最後は離されてしまった。西への初めてに輸送などが響いたのかもしれない。12着ウルブルフは少し前に行きすぎ。やっぱり鞍上の不安が的中した。モレイラに乗ってほしかったなぁ。
サトノダイヤモンドは、父ディープインパクト、母マルペンサ(母父オーペン)という血統。北海道安平町のノーザンファームの生産馬で、里見治氏の所有馬。通算成績は7戦5勝。重賞は2016年の【きさらぎ賞】、【神戸新聞杯】に次いで3勝目。里見オーナーは初めてのGI制覇。【菊花賞】は、池江泰寿調教師が2011年オルフェーヴルに次いで2勝目。ルメールは3歳クラシック初勝利。またディープインパクト産駒が3000m以上の平地競走を制したのは初めてで、これで同産駒は史上初の3歳GI完全制覇を達成した。
日本シリーズは広島の先勝を受けての第2戦。動く栗山に対し、動かない緒方。日本ハムは良い動き方だと思うが、広島は安部はそのまま出場(小窪起用)で、鈴木は打順下げると思うのだが、どうなることやら・・・。