風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

ヘラルボニーGALLERY

2021-04-26 | 社会
土曜日盛岡へ行ったのは、別件1件と、
このギャラリーオープニングレセプション出席のため。
以前も書いたけれど
ヘラルボニーはアールブリュットをビジネスにしている会社。
福祉の新しい道を切り開くチャレンジを行い
最近あちらこちらのメディアに取り上げられている。


そんなヘラルボニーが盛岡にギャラリーを作った。
障害ある方々のアート作品に適正な価値を。
彼らの作品を様々な分野へ。
自分たちの活動が注目されるのではなく
これが当たり前と感じてもらえる社会にするため。
「息子の作品が売れて、息子のお金で焼肉を食べに行きました。
 人生で一番美味しい焼肉でした」
「出生前診断でダウン症と判断され、産むのを諦めるところでした。
 ヘラルボニーの活動を知って産む勇気を持てました」
などなど、たくさんの人から様々な声が寄せられているとのこと。


創業、経営する、双子の松田兄弟は
だからといって鼻息荒くもないし、肩肘も張っていない。
実に自然体でしなやかに新しい道を切り開く。
その姿勢、ブレない理念、ベクトルともに心から支持したいと思う。




素敵な製品がたくさん開発されている。
しかし、このギャラリーでは
製品化以前の、アート作品そのものも販売。
単なるデザインではなく
アートの価値を高めるための拠点なのだろう。



とても素敵な空間だ。
しかも、これが人のたくさんいる大都市ではなく
岩手にあるということも大変意味あることだ。
たくさんの全国、世界の人たちに
ここに見に来て欲しい。
そう思うのはヘラルボニーの人たちだけでは無い。

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