風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

開幕

2007-03-23 | 風屋日記
いよいよ今日からセンバツ高校野球が開幕。
投げては150km/h、打っては72本塁打の大阪桐蔭中田君や
本格派投手として昨年から話題の成田高校唐川君、
そして仙台育英の佐藤君など楽しみな選手がめじろ押し。
さっそく次男は今朝ビデオをセットしてから出掛けて行った。

大学野球もオープン戦のまっただ中。
4月に入ればすぐに春のリーグ戦が始まるので
各校ともそろそろチーム作りの大詰めに入っている。
こちらで個人的に注目しているのは
191cm、94kgでど迫力のパワー慶応大の佐藤翔君。
そして昨年プロ入りを拒否し、1浪して早稲田大へ入った
斉美高校出身の福井君。

チームとしては、昨秋1部昇格後すぐ優勝争いに絡んだ國學院大。
名将竹田監督が新チームをどのように作り上げてくるか楽しみ。
その他にも4年生がごっそりプロ入りし、
まったく1からのチーム作りになった青山学院大や
昨秋久しぶりのリーグ優勝&神宮出場を勝ち取った筑波大など。
最も注目しているのは
学生自身が監督として指揮を執りながら
昨秋東都大学リーグ3部にて怒濤の優勝を果たした順天堂大。
こんなチームが2部に上がって強豪校と対戦するのは小気味いい。

地元の岩手大にも大いに期待。
強剛の青森大、八戸大、富士大など
プロ選手を排出している大学が揃う北東北リーグにあって
昨秋は金星も挙げながらの堂々の3位。
国立大パワーで筑波大、東京学芸大、横浜国大に続いて欲しい。

さて。プロ野球の方もパ・リーグが開幕。
今年のパ・リーグ上位4チームは戦力も整って拮抗し、
かなりのガチンコ勝負で面白そう。

注目している選手は、私の場合かなりコアだよ(笑)
まずは西武の平尾選手。
大宮東高時代は小柄で細身ながらホームラン量産で知られた。
ところが運動能力の高さ、器用さが災いして
阪神時代は守備固めや2番という小技が求められる打順。
西武移籍後はもう少し重要な役目も担って入るけれど
どちらにせよ半レギュラークラスだ。
ぼちぼちベテランの域に入りつつある年齢になってきたが
器用だけではない存在感を示して欲しい。
彼あたりが目立つようなチームだと今年の西武も期待できる。

投手ではロッテの渡辺俊介選手。
当時2部だった國學院大から指名したスカウトの目も見事だけど
それに応え、今では稀少価値のアンダースローがかっこいい。
MAXでもせいぜい130km/hで相手にまともなスイングをさせない
その投球術は次男のチームの投手達もお手本にして欲しい。
炎の投手黒木選手の復活の雄叫びも見たいなぁ。

希望枠やFAは、使いたければ巨人だけが勝手に使えばいい。
私みたいな純粋に野球を愛するファンは
ハデなプレーや有名選手でなくともちゃんと応援している。
野球会全体を見渡す視野や理念を持たず
自分のことしか考えないチームはどこかの国の与党に似てるな(^^;
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