風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

ふと思い出した14行詩(ソネット)

2008-05-27 | 風屋日記
 《序の歌》   立原道造

 しづかな歌よ ゆるやかに
 おまへは どこから 来て
 どこへ 私を過ぎて
 消えて 行く?

 夕映が一日を終らせよう
 と するときに――
 星が 力なく 空にみち
 かすかに囁きはじめるときに

 そして 高まつて むせび泣く
 絃のやうに おまへ 優しい歌よ
 私のうちの どこに 住む?

 それをどうして おまへのうちに
 私は かへさう 夜ふかく
 明るい闇の みちるときに?


高校時代に合唱で歌った曲。
朝日コンクールの課題曲じゃなかったかなぁ。
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2 コメント

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風屋さんも (春風)
2008-05-27 19:17:48
風屋さんもこれまでのブログを一冊にまとめてみては?
って、逆か?作家を育てる立場か。
文章ではさすが風屋さんは流れるよう・・・
私ごときハ おちゃらけの延長線上で出版ってな感じでしょうか、なんか他人事です。
いろいろと業界内んもことお教えくださいませm(__)m
ぺだりすと的なSJ先生・イーハトーブ的なKK先生に励まされ笑われです。トホホ・・・
返信する
>春風さん (風屋)
2008-05-27 22:49:39
何をおっしゃるかな・・・この作家先生は(笑)
あの企画は面白いと思いますよ。
さすがは○フトバンク、目のつけどころが違います。

私の文章は・・・流れるように読み飛ばして下さい(笑)
返信する

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