風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

人間の駱駝

2012-01-13 | 音楽
大都会という名の砂漠に
人間(ひと)の駱駝(らくだ)が生きている

汗も脂も乾ききって
背中の瘤は夢ばかり

アスファルトに足を痛めた
人間の駱駝が残されて
親や友や兄弟達が
振り向きながら遠ざかる

無口な駱駝の群だけが
蹄(ひずめ)を引きずって西に消えた

生きていたい
生きていたいだけの人間の駱駝

生きていたい
生きていたいだけの人間の駱駝

摩天楼の黄昏の中で
人間の駱駝の一人言

みんな きっと 孤独なくせに
なぜ いつでも 群をなす?

あてなどないよな旅だけど
明日の自分がなぜか恐くて

生きていたい
生きていたいだけの人間の駱駝

生きていたい
生きていたいだけの人間の駱駝

     作詞/宮本 輝・秋元 康
     作曲/長渕 剛
     歌/大塚ガリバー
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