風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

なぜ私は「なんちゃってPA」を行うのか

2022-05-11 | 音楽

欲しいと思っていた音響(PA)機材がほぼ揃った。
メインアナログミキサーはYAMAHA MG16XU。
モノラル8ch、ステレオ4ch、4AUXに
デジタルエフェクトもついている。
パワーユニットはYAMAHA STAGEPASS400。
4chまでならこのミキサーでも事足りる。
SHUREの58マイクもマイクスタンドも各4個。
ミキサーのch数に合わせたマルチケーブルもある。
最近モニター用にROLAND MOBIL CUBEを2台買い、
セット用にストレートスタンドも揃えた。

50人ぐらいまでのハコで、
3〜5人ぐらいのアコースティックセットや
ボーカル、コーラスマイクやドラムマイク2本のほか、アコギ、鍵盤を
ラインで出す形のバンドなら、ほぼこれで対応できるだろう。
(モニターがたくさん欲しい場合は難しいけど
 このセットの他にパワーユニットが会場にあれば
 STAGEPASSを強力なモニターとして使える)
その程度の簡易システムでも、自分の車がいっぱいになる。
他に人が乗れないぐらいの量😅
もちろんセッティングも撤収も力仕事だ。
若干のお金をいただいてPAを担当することが多いけれど
それはほぼ力仕事代とと考えている😁

耳は良い方だと自分では思っているが
ミキシングスキルはそれについていっていないかも。
特殊な場合にはどうするか、突発事態に対応できるか
それらはまだそんなに自信はない。
何事もなければ、まぁなんとかこなすことができるだろう。
世の中、どんな世界にも上には上がいるので
この仕事で飯を食っているわけではない私などは
さしずめ「なんちゃってPA」なのだろう。
それでもPA依頼があればいそいそ機材を用意するのはなぜなのか。

ひとつには、演奏者との一体感だ。
音をバランスよく調整するミキサーも含めて演奏と言える。
演奏スキルが自分より高い人たちともPAで一緒に音を届けられる。
なんなら自分も演奏者のひとり的な自負もある。
それが楽しい。
もうひとつの理由は、PAも「音の編集」であるということ。
先日「編集者がPAってそうはいない」と言われたが
自分の中では紙媒体の編集もweb媒体編集もそんなに変わらない。
良い素材があり、それをどう料理するかが編集だとすれば
まちづくり活動もまた「まちの編集」になる。
(動画やお金などの編集はスキルがないので・・・😅)
だからPA仕事も自分の守備範囲の範疇だと考えている。

この2つの理由が「なんちゃってPA」を行っている理由だ。
耳と頭がしっかりしてさえいれば歳とってもできる。
力仕事がキツくなるまでは続けられるかな。
本職のPA屋さんの仕事の邪魔をするつもりはないけれど
そこまで予算がないアマチュアミュージシャンも多いので
そういう人たちのお手伝いができればいいのかなと。
最近は自分で演奏するより楽しかったりもするんだよなぁ😅
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