吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

中村桂子さんの「ちょっと一言」

2015年08月18日 | Weblog
タバコを吸わなくなって四半世紀。一日2箱ぐらい吸うヘビースモーカーだったのだから、隔世の感だ。いまは、遠くのタバコのニオイにさえ嫌々する。そんな自分なのに、JT生命誌研究館の活動には感謝している。研究やイベント活動もいいのだが、生命誌研究館が発信してくれる情報サービスに感謝している。
 < http://www.brh.co.jp/ >
というより、館長・中村桂子さんのニオイ満載の情報発信が大好きなのかもしれない。15年ほどになるかも知れない中村桂子さんの「ちょっと一言」のファンなのだ。自然やいのちなど、対象を見る目がやさしい。やさしいだけでななく、やさしい言葉で本質をついている。とくに、この2~3年の「一言」が時機を得ていい。

一読者のわたくしなどが言うのは不遜にすぎるが、同意することばかりで困る。科学を専らにしていらっしゃる方なのに、文学や哲学など いま国から見放されようとしている人文科学にも心を寄せている。科学者だからなのかもしれない。社会や国のリーダーである政治家の皆さんやメディアによく出られている皆さんは、即刻ツイッターやラインなどをおやめになって、中村さんの「ちょっと一言」にでも親しんでほしい。

大樹に媚び、時勢や大声に媚び、地球や人類のあるべき姿を忘れたり、これを考えようともしていない人々に、中村桂子さんの「ちょっと一言」をおすすめする。
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