吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

ブバルディアの白い小花から ”月見草”の小話を

2019年05月22日 | Weblog
今朝の食卓の真ん中に、何輪もの筒状の白い小花をつけて咲く一輪挿しのブバルディアがあった。めったに見ない小花だが、可愛いい。うすいピンクや紫の花もあるらしいが、濃い緑葉に真っ白く筒状に固まって咲く小花は、実に愛らしい。花言葉は、親交や交流だという。


白い花といえば木花でも草花でも、先ずは 真っ白な花が好きな自分。白い木花の筆頭は、コブシ(辛夷)や白木蓮。半化粧やヤマボウシもいいが、三椏の白や淡い緑葉に控えめに白い花をつける夏椿も、やさしくていい。



木花とは違って、白く咲く小さな草花も多い。スズラン(鈴蘭)や雪割草などの白い花もいいが、背を低くして咲く二輪草や銀盃草の白花の可愛さは、格別。赤、黄、紫、ピンクなどの花々が一般的なクリスマスローズやサクラソウ(桜草)などにも”真っ白い”花があるが、白秋などの白い薔薇の花も含め、真っ白な花はいい。


話が逸れるが、里山の麓や田舎の田畑の土手などに広く黄色に咲く”月見草”(待宵草)をご存じの方も多いと思うが、この花 実は待宵草。本当の月見草は、夕刻から明け方に咲く透き通るような白い花。夏の夜、月のしずくを吸って涼やかに一晩だけ月の光を透かすように真っ白く咲くのが月見草。明け方には薄いピンク色になって花を萎ませる。花言葉は、ほのかな恋。

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