12月12日「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会)が 発表された。毎年だが、京都は清水寺での森 清範 貫主の大きな毛筆書の演出発表は、「税」(2位 暑、3位 戦)。
2023年の長く暑かった猛暑やロシアのウクライナ侵攻や中東地域イスラエルの戦争を超えて、「税」が一位だった。昨(2022)年 1位の”戦”が 今年も2位に入ったのは 驚きだが、わが国での上下喧噪のテーマは やはり「税」だった。
岸田首相が”増税メガネ”かけては次の日には”減税メガネ”をかけて ”税”議論を盛り上げたり、インボイス制度での納税厳格化を言っては、自分たち(議員や派閥他)のキックバック(裏金) 不記載問題などで、一年(2023)中「税」論議や話題で巷を騒がせた。
巷といえば 世の中はSNSネットでの特殊詐欺やフェイク ニュースやデマ情報過多で、国民の不安や混乱を増幅させた。何でも”効率化”する との祝詞(主訴) でとびついた生成AI やチャットGPT。役所や先生方などの”効率化”なら、人を減らせばいいのにと思う。
同じ 嘘や騙しなら、あの”だまし絵”のエッシャー(生誕125周年の天才画家/オランダ)のような知的”だましや錯覚” で楽しく遊ばせてくれ。数学や科学オンチの私たちの 真理探究心を擽ってくれ。”見破りゲーム”などを楽しみたい。