きょう(2023年) 新暦4月20日は、二十四節気の” 穀雨”。二十四節気の清明(新暦4月5日)と 立夏(新暦5月6日)の間の節気。ちなみに、二十四節気とは (古代)中国で作られた季節区分法。
太陽が春分点を出て 再び春分点に達するまでの黄経360度を24等分した位置に(各)節気を配置して、一年の気候変化を説明するもの (360度÷24節気=15度(日) )。つぎのとおり。
立春(節分の翌日)、雨水(2/18ごろ)、啓蟄(3/5ごろ)、春分(3/21)、清明(4/5ごろ)、穀雨(4/20頃)、立夏(5/6頃)、小満(5/21頃)、芒種(6/5頃)、夏至(6/21頃)、小暑(7/7頃)、大暑(7/23頃)、立秋(8/7頃)、処暑(8/23頃)、白露(9/8頃)、秋分(9/23)、寒露(10/8頃)、霜降(10/23頃)、立冬(11/7頃)、小雪(11/22頃)、大雪(12/7頃)、冬至(12/22頃)、小寒(1/6頃)、大寒(1/20頃) 。
穀雨の(15日ほど)前は 清明。(15日ほど)あとは 立夏と 徐々に夏に近づいている時期。とくに 穀雨の終り頃には(夏も近づく) 八十八夜になる。穀雨の雨は、百穀春雨と云われ (穀雨前あたりに)蒔かれた種や苗への恵みの雨。八十八夜を過ぎると霜が降りないと云われ、農家が ほっと一安心する。
要は 春分(点)と秋分(点) 。どちらも 昼と夜の長さが ほぼ等しくなる太陽と天の赤道の交点。春分(点)を過ぎると徐々に昼が長くなり夜が短くなる。秋分(点)を過ぎると徐々に昼が短くなり夜が長くなる。とにかく、”穀雨から八十八夜の”この時期 特に忙しい農家の方々、ご苦労様です。多謝。