吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

ここ20年(2000~2020)の 人口構成変化のまとめの記

2023年04月11日 | Weblog
戦争やテロ紛争や貧困で亡くなる人々が多い世界にあって、世界の総人口は 増えている。食料戦争や食糧問題の不安が高まる。このような時代にあって、わが国の人口は 減少傾向を高めている。つい20年ほど前まで増えていたわが国の人口はここ20年 減少傾向に変っている。ここ20年 百万人近く減少している。

このように人口が減少している中にあって、世帯数が増えている日本。だいたい年間30~50万世帯ほど増えている。世帯の核家族化が進んでいることが原因。中でも高齢者や若年者の単身世帯が増えている(ここ20年で倍増)ことが主因。
人口の高齢化が示すように 65歳以上の人のいる世帯が、年間50万世帯ほど増えている中にあって、65歳以上の人のいる単独世帯と同夫婦のみの世帯が激増している。それぞれ ほぼ年間20~30万世帯増えている。逆に、3世代世帯は年間10万世帯ほど減少している。

年代別世帯の増減と同じく問題なのは、人口の年代別構成。その激変。ここ20年の変化をみると、75歳以上人口は 7.1%から14.7%へと増加。この年代も含む65歳以上人口は 17.4%から28.6%へと増加。様子は 絶対人口数でみても同じ。

75歳以上人口(20年前)900万人がこの20年後1,850万人。65歳以上人口でみると、2,200万人が3,600万人と大きく増加している。反対にこの間15~64歳人口が8,640万から7,500万人へと減少している。加えて、15歳未満人口も1,850万人が1,500万人へと350万人減少している。

異次元の少子化対策も急務だが、喫緊は(超)高齢者対策。病むところ多い人口対策だが、それぞれの世代人口の人々皆が 病まないよう施策してほしい。
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