吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

世界のリーダーたちの同期性

2018年06月08日 | Weblog
十年ひと昔とは、言い得て妙。戦後10年の1955年前後生まれた方々が、国の現在をリードしている。安倍晋三首相年代の方々だ。「もはや戦後ではない」と言われた1955年ごろ、日本は新しい姿に変わった。55年体制が出来上がり、この年日本は、国連に加盟した。いまの内閣の方々の多くが、この年に生まれた人たちだ。


もっとも目を世界に向けても、この年代の方々が21世紀の世界をリードしている。概ねの年代をみても、安倍首相の64歳、ロシアのプーチン大統領65歳、トルコのエルドアン大統領64歳、インドのモディ首相67歳など、みなさん60代半ばだ。アメリカのトランプ大統領(71歳)やフィリピンのドウテルテ大統領(73歳)は、少し上だ。よくみれば、この方々かなり”自分”出しが強い。


お考えが明確なのか、自己が確立しているのか、理念が円熟しているのか解らないが、それぞれ強いリーダーシップを発揮している。このように自己や自分主張が押し出せる性格を形成できたのは、やはり育った時代や環境に恵まれたからだろうか。成年期、それぞれの方々がそれぞれの国の経済成長期や国情安定期を過ごされたからだろうか。みなさん、楽観的でポジティブな人たちだ。


それにしてもこの方々、皆さん自己中心や自国第一で、政権や国をリードしている。突出するトランプ大統領、トルコのエルドアンやフィリピンのドウテルテ大統領に加え、インドのモディ首相やロシアのプーチン大統領と日本の安倍晋三首相。列挙してみれば、これらの方々の特性や施政の酷似性に驚く。もう少し、周囲の方々や環境と離れた格差にいる人々などに目を向けてほしいと願う。
コメント
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