吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

久隅守景展と東京ミッドタウンの夕べ

2015年11月22日 | Weblog
逆境の絵師とも言われる天才画家 久隅守景。師匠狩野探幽の画風や画法にとらわれない独自の世界を描く。自由奔放に生きる。その時代の人々の働く人々を描く。とくに、画伯が描く自然や四季に暮らす農家生活や庶民の生活画が秀逸。

代表作鷹狩図や四季耕作図。狩りを生計にしているのかレジャーにしているのか分からないが、その時代の鷹匠や鷹を使った狩りの様子が浮かぶ。いたく都会を離れた農村や農民の生活に心を寄せていた様子は、彼の大作四季耕作図でわかる。

そんな天才画家久隅守景を観賞したあとは、東京ミッドタウンのイルミネーション。久隅画伯の鷹狩図や四季耕作図風景を、LEDの光で青く模写したようだ。青い天空のずっと向うから小宇宙が、ここ地球の六本木に落ちてきたようだ。

真っ青な光のページェントは、青い星空のようでもあり、青く広い海原の用でもある。ときどき、赤やオレンジの光がアクセントする。遠く東京タワーのイルミネーションが見える。青い光のショーを観賞しているうち、いつの間にかメトロ乃木坂駅に着く。明治神宮前より副都心線で帰宅(2015年11月21日)。

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