吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

孫の七五三

2013年11月04日 | Weblog
子供の成長を祝う行事として、毎年の節句(桃の節句や端午の節句)もあるが、成長の節々に祝う風習としての七五三がある。きょう11月4日(文化の日の振替え休日)は、孫の七五三だった。5歳の男の子と3歳の女の子のお祝いだ。正式にも”いつ”と決まってはいないらしいが、ふつうは11月15日となっているらしい七五三だ。

午前9時30分を少し回ったころ、門前仲町は富岡八幡宮にて孫二人の家族と落ち合った。10時神社神前に列し、お祝いのご祈祷を受けた。小さな孫二人も少々神妙に頭を垂れたりしてのお祓い。いつのころからの風習か定かではないようだが、江戸時代の第5代将軍綱吉の子供さんの健康祈願(11/15)あたりが最初といわれているが、明治あたりからの風習らしい。

何故3歳5歳7歳の七五三なのかは、どうも中国あたりの人生節々のお祝い風習あたりからきているらしい。1.3.5.7,11のような奇数が”めでたい数”(陽の数)なのだという。奇数はほぼ素数だし、その数以外では”割れない”のだから、何かの元(源)だ。大変結構な節目数だが、3歳の髪置(この年より髪を長くする)、5歳の袴着(袴をつける)、7歳の帯解(ヒモで着ていた着物から、帯を締めるようになる)のような成長行事などとも言われている。

節句などの暦行事や国が定めたお祝い行事(国民の祝日)などに加え、日本にはいろいろな風習やお祭りなどがある。特別のいわれを知らずとも何となく同じ文化やしきたりを共有することは、よきスタイルだと思う。文化勲章受章の高倉健さんではないが、”日本人でよかった”などと思う。久しぶりに孫二人と興じ、汗し、興奮して帰宅した。
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