吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

帰属個人が示す組織の欠陥ー経産省キャリア官僚の暴言ブログ事件

2013年10月01日 | Weblog
とにかくあきれる。ガックリくる。この度の経産省官僚の暴言ブログ始末。停職2か月の懲戒処分だという。仲間や上司の助言はなかったのだろうか?ふつうの民間や地域社会でふつうに暮らしている人間なら、即辞表か辞職をしただろうに、自分がコメントする立場にないなどという。

官僚組織そのものの劣化なのか、彼の周りの仲間がよそ事視なのか、一人キャリア個人の幼児性資質なのかわからないが、どうしようもない組織や人々にうつる。不適切や不徳の問題を超えた繰り返し暴言グログだというのに、ITへのリテラシー(知識)がなくてなどと言い訳する。

確信犯がリテラシーや不徳などという。51歳まで、中央官庁のエリートとして”国”のシゴトを任されてきた官僚が、この程度のヒトだったと知った落胆は大きい。このような部下や仲間を糺したり、助言したりまたは退職をすすめたりするヒトはいなかったのだろうか。一度、公務員や上級職試験を通って公務員になった人間は、何をしてもしなくとも永久就職なのだろうか。

暴言や振る舞いの内容が幼い。表に暴露されない経産省などの役所職場では彼の暴言に近い会話が、とがめられもせず日常化されているのだろうか?あまりにもサムイ。お役所職場の空気が想像できてガックリくる。過分に公務員としての責務感やシゴト感を持ってほしいとは思わないが、せめて”ふつう”の常識や社会人としての行動規範ぐらいは持っていてください。
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