2011年11月24日(木)は、上野発8時のスーパー日立で茨城は勝田に向かった。日立那珂工場は、このたび竣工した日立ハイテク総研を視察するためだ。個性的で優秀な研究スタッフ集団やその組織の生産性向上をねらったというこの新しい研究所を勉強したかった。竣工開所式を明日にした真新しい建物の各フロアや食堂などのレイアウトやネライなどを谷内田孝さんに案内していただいた。オフィス設計や内装を担当したコクヨの矢田さんにも多くのご説明をいただいた。
真新しい素敵な社員食堂レストランでおいしい昼食をいただき、(株)日立ハイテクノロジー(那珂事業所)を辞した午後2時、わたしの勝手な電話で駆け付けてくれた友人・佐川勝三さんと久しぶりのオシャベリをした。日立那珂工場をすでに定年退職し、この近くのひたちなか市に悠々自適している彼は、50年前の高等学校の同級生だ。明日ご一緒する。
近くの国際交流センターでボランティアしている彼の奥さんのクルマでお送りいただき常陸太田経由で実家に着いたのは、その日の夕方薄暗くなってから。そして翌25日、久しぶりの実家・母とのオシャベリをすすめてくれたのは、約200個の渋柿の皮剥きだ。お前は昔からリンゴや柿など果物の皮剥きがうまかったなどと乗せられ、一日中干し柿づくりの皮剥きを手伝うハメになった。
26日の朝9時タクシーで着いたところは、常陸太田市市民交流センター・パルティホール。わたしたちの高等学校卒業50周年記念祝賀式典が行われる会場だ。まずは、出席参加した同級生133人の顔顔にビックリ。半数は名前と顔が一致しない。これが、50年の変容かと得心した。
式典後、御年92歳の3年5組の担任・石橋幸雄先生を囲んで、50年ぶりの同級クラス会が行われた。当時のクラス人数のちょうど半数人の参加だったが、相変わらずの級友や変わった級友など様々で楽しいひと時でした。ずっとキリン・フリーでとおした安君のクルマで、常磐道経由JR武蔵野線で帰京帰宅したのは、26日午後10時少し前だった。(了)