吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

まだ続くのかー希望を感じさせない政治。

2011年09月16日 | Weblog
 ささやかに希望してみた野田新総理が裏切っている。新閣僚メンバーの重なる失言を言うのではない。鉢呂経済産業相の発言辞任や結構多い素人発言など大きな問題ではない。そのようなことを議題や話題や政治風にしか出来ない政治社会やマスコミが情けないのだ。

 この希望の裏切りは、どこから来るのか。4日と打ち出した臨時国会なのか、その初日の野田新首相の所信表明演説なのか。野田首相その人なのか、政権与党なのか、それとも野党も含む国会議員諸氏なのか、考えるとどうしようもなくむなしい。震災復興へのスタートの第3次補正予算は、いつ成立するのですか。

 9月14日、15日あたりの本会議は何ですか。演説(上手)と野党党首どのの質問への役人的回答とがオーバーラップしないのは、何故ですか。与党内の融和や野党との連携や官僚とのそれをおっしゃるのは、また”いつか来た道”に政治を戻したいからですか。こんなに政治や国会議員の方々が頼りなく見えるのは何故か、と問いたくなります。

 野党側の強い姿勢に抗しきれず14日間延長された臨時国会。野党の執拗な質問を逃れるように国連に出席する野田首相は、帰国して臨む26、27日あたりの予算委員会をどのように盛り上げてくれるのだろうか。ほぼ方向は固まったような復興増税らしいが、新生児「命名税」のようなバカな話しなど出さないでくださいよ。

 2012年に向けて、まだまだ続きそうな希望を感じさせない政治を断ち切ってほしいと願う。
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