リビングのエアコン室外機カバー製作の顛末・備忘録。前回のつづき。
残されていた熱気排出問題と雨除け&日除け対策。
◎5月9日(土):熱気排出問題
朝9時半頃から作業開始。室外機カバー自体を前に動かせないので、前面のルーバーを丸ごと(枠ごと)外せるようにするか、一部を外せるようにするかしかない。
丸ごとは材料も無いし調整も大変そうだ。そこで、一部のルーバー(羽板)を取り外せるようにすることを考えることにした。エアコンを動かす時季は外し、動かさない時季は取り付けておくわけだ。
その方法をいくつか考えながら、目立たない下の方の羽板1枚をカッターで切ってみた。羽板は差し込んであるもののグラグラする。ゆっくり力を入れて抜いていくと、釘状のモノがついたまま抜けた。ラッキー。抜けた溝にも1本残っている。それを取り、再度入れてみる。これならいけそうだ。片方は固定できる。
切った部分は、〔プラダンの枠材〕を短く切って引っかける(被せる)ことで固定できそうだと分かった。片側の羽板4枚を取り外せるようにした。(下段の画参照)
また、カバーの左右はギリギリだと思っていたが、室外機の左右の出っ張りがカバーに当たって押し広げているような感じなので、材の内側にあたる部分を凹に削ることにした。ただ、ノコギリを使えない部分なので困った。ノミは持ってないし。子供が学校で使っていた彫刻刀で試してみると、なんとかなった。削ってヤスリで整え、塗装する。
午後3時半頃、設置して記念撮影2(記念撮影1は前回に)。
脚を追加して高さを増し、市販の室外機カバーの側枠と前面の枠の間に左右とも角材を足して横幅を増した。脚の上には横板も追加。黄色の矢印が追加した材。
正面左側、室外機の取っ手がじゃまで格子をカットした部分(オレンジの矢印)。
以下は、ルーバーの羽板を付けている状態と、外した状態。この日の作業。
外した羽板。手前が正面右側で引っかける部材を付けたもの。
その後、ホームセンターに行き、屋根材を物色。ビニールシートや人工芝は加工が容易そうだし、もちろん木の板材も検討したが、結局のところ第一候補で考えていたポリカ波板を購入した。雨はもちろん、紫外線もカットできる。
波板をサイズ通りに切る必要がある。波に対して直角に切るには専用のハサミが必要だけど持ってない(高い)。店ではカットを受け付けないけど、専用のハサミは借りることができる。ハサミと店内の台も借り自分で切って、午後5時半頃帰宅する。
◎5月10日(日):雨除け&日除け対策
朝9時半から作業開始。波板のサイズ調整で残っているのは、波に対し平行に切ること。これはカッターでも可能。ちまちま切って微調整。
波板を止めるために専用の傘釘も在庫しているが、単純に普通の木ネジでとめることにした。
左右の側板の上には、一山だけの波板を作って使用したが、これが他の材とあたる部分があり、そこをカッターで削りながら調節する。けっこう時間がかかった。
波板屋根の下(天板の上)には、使わなくなった車用のサンシェードを切って敷いた。
なんだかんだ、午後1時半に作業を終え、記念撮影3。
これで室外機カバー製作の全てを終了とした。長かった~。調達と作業で(一日8時間としたら)丸3日は費やしたことになるだろう。核となる室外機カバーを購入するときには、それなりに時間がかかるとは予想したけど、こんなにかかるとは思わなかった。既存のモノに合わせて何か作るのは、いつもサイズ調整が大変だ。
でも、終わったので良しとしよう。
思い起こすと、最初に作った室外機カバーは、角材を構造材に用い、また、ルーバーも自分で作ったので、かなり日数をかけたように覚えている。(ルーバーの自作は、この一度で懲りたのでやらないと決めた。)
2代目は、イレクターパイプを構造材とし、市販の小さめのルーバーラティスを用いて目隠しとして、ラティスごと取り外せるようにした。
3代目(2年前)は、前回の日記の冒頭でふれたけど外回りの補修工事のついでに室外機の向きを変えたので、仕方なく簡易なカバーを作った。
なお、2代目までは、天板に木質デッキタイルを敷いてプランターや鉢を置くようにしていたが、ベランダで植物を育てることは止めたので、今回のカバーの上にも植物を置くことは考えていない。
ところで、GW期間中に行う作業を幾つか予定していた。大方は実行し備忘録として日記にもとりあげた通り。(おかげで、日記も充実した(笑)。)
全くできなかったのは、和室の障子と襖の張り替え。襖の張り替えは経験がないし、時間もかかるだろうと思っていたけど、その心配する時間ももったいなかった今回のGW。忙しかった。
すごいですねぇ。わが家はむき出しのままで
放置しています。木製の見た目の良いカバー
をしつらえておられます。これだけでは十分
じゃ無いのかと思うくらいです。
さて、今朝も晴れています。庭で今育てて
いる野菜苗の発芽を確認し、水をやったりし
てきました。
すごく緻密に作られたのですね。
かっこよくて、機能的ですね。
プロの作品以上の価値があると思います。
私の家のエアコン室外機は、みんな軒下にそのまま置いています。せめて市販のカバーを付けなくてはと思います。
好きなことは、苦になりませんよね。むしろ、楽しみと喜び。
木製は屋外では弱いので、長く使えるようにと思っています。
室外機への日当たりが良い場合は、カバーがあったほうが良いようですね。
でも、行き当たりばったり的なところがあってダメだな~と思いながらやってました。