リールを分解してみた

週末、暇だったのでカジキで使うペンの５０Ｌｂリールを、メンテナンスを兼ねて分解してみた。

ペンリールはシンプル機構が売りで、難しい事は無いだろうとは予想したが、やはり高価な物なので心してかかる。
特に、レバードラグのリールを分解するのは初めてなので、その機構は未知の物だ。
現場でトラブッたときでも、仕組みが分かっていれば対処可能な場合だってあるしね。

側面のプレートを外すとスプールが簡単に抜ける。
ドラグのクリック音などは、感心するほどシンプル。
ラチェットも国産リールに比べ至極単純。　これでもちゃんといい音出るから良いんだよね。

未知なるレバードラグ機構をバラしてみると、こりゃまたシンプル。
ドラグディスクも単盤で、これじゃむしろ狂い用が無いのかもと妙な感心をしました。
巻き心地を気にするようなシチュエーションで使わないから、ベアリングだって十分だ。
国産のインフィニット機構なんか、気合入れて掛からないと訳が分からなくなってしまいそうになる。

ひたすら堅牢さとシンプルさを追求した結果こうなったのか、それとも、はなからこの程度の代物なのか。
値段の割にはあんまり開発費掛かってないよね、って事ですかね。
ちと、儲けすぎでっせ。