12月2日(月)
この朝も雨模様の中でスタート。
僕はKomaさんと乗船、キャプテンは「なで肩」。今回は結構ジャングルの奥深くに切れ込んだ水路に入り込む。
高木の上で小振りの猿がギャーギャー騒いで樹をゆする。リアルジャングルだ。
Komaさんはエサメイン、僕はルアーオンリーで攻める。
エサ釣りは、呼吸ライズに合わせてナマズを放り込みリールをフリーにする。
トーマンが食えばラインが走るので、10秒ぐらい送り込んだ後にオリャーっと合わせる。
上手く行けば立ち木に巻かれずに豪快なファイトが味わえるという流れ。
【エサのナマズ。15cmぐらいです。】
で、見事にトーマンをキャッチして見せてくれました。バラシも含めて3、4発食わしてました。
この回、僕のルアーにはノーバイト。エサの圧勝でした。
午後の部です。
僕はIchinokawaさんと乗船。キャプテンは午前と同じ「なで肩」。
この回は平凡なポイントばかりを探る展開となり、呼吸もベビーボールもまったくと言って良いほど出会えなかった。
その代わり、先ずはキングコブラのベビーが登場。
本体は良く見えないが波紋だけどうぞ。(バチ抜けみたいだけど一応コブラです。。。)↓ ↓ ↓
そして、ついに出ました 野生のゾウ! ↓ ↓ ↓
・・・って、見えてませんよね。
実はこのとき、この密林のほんの10mか20mぐらい奥を、バキバキと枝をへし折りながらゆっくり歩いている音がするんです。で、たまにブフォーってな鼻息音を鳴らしたりしてます。
こっちはボートに乗ってるからそんなに危険は無いんですが、まあ、僕らは野生のゾウが居るような所に来てるという訳です。
ボートで移動中、かなり野趣に富んだ生活をしている集落も見掛けました。陸上に道は無さそうなので、水上移動で生活しているのでしょう。アジアンテイスト満開ですね。
午後の部はアジアの熱帯雨林探検ツアーみたいな感じで良かったですが、釣り的には殆どダメダメっす。
どうやらトーマンの濃い場所と薄い場所が、はっきり分かれているようだ。
あと、朝一と夕方は(居れば)活性が上がるのと、やはり雨はヨロシクないようだ。
12月3日(火)
なんやかんや言って釣り最終日になっちゃいました。僕はまだキャッチしてないし・・・(汗)
午前船はKawanaさんと同船です。キャプテンは「軍曹」。三日間の釣りの結果、実は彼が一番上手いという事が乗船したメンバーの一致した評価だ。
【森の人「軍曹」】
僕は最終日にして、始めて真のエースキャプテンのボートに乗れましたわ。(笑)
でも、今日は雨が本気モードで降ってる。マズイ・・・
朝一のポイントは、今まで一番魚っ気があったドチャ濁り合流点に行く。
おー! 出てます出てます。方々で激しい呼吸ボイルです。
僕はどうしてもこの魚をトップで釣りたくてバズベイトをチョイス。水中視界ゼロなので音でアピールする作戦。
ドバッ!
出たー!!
瞬殺アワセも決まったー!!!
ゴガガガンというトーマン特有の激しい首振りと、信じられないスピードで暴れまわる。
まさにアジアの暴君。
お遊びは無しだ。こちらも強いファイトで応じる。
船べりでの激しい突っ込みもかわし、無事ネットイン!
おっしゃー、トーマン キャーッチ!!!
ついにトップでしてやったっす!
これは納得の一匹。 嬉しいっす!
Kawanaさんもバズで獲った。
いいよねー、こういうの。
僕はバスベイトは終了とし、ペンシルを投げ倒す。
出そうなんだけど、出切らない。 やがてボイルも無くなり、その後は待っても、投げても沈黙してしまった。いよいよ雨も土砂降りになってきた。
ほんとうに、トーマンって奴は地合いとか天候の変化に敏感な魚のようだ。
しかしヤッタネ、納得の一本 いただきました!
最終の午後便。
今日はペナンまで引き上げるので、16時にハウスボート帰着なので短時間勝負だ。
僕はRamさんと乗船。キャプテンは「なで肩」・・・よく会うね。(笑)
Ramさんは今回のツアーではまだトーマンを仕留めていない。頑張りまっしょい!
雨は依然土砂降り。
僕はディープクランク(DEEP-X300)で深みを探っていたら何やらヒット。弱くは無いがトーマンのような凶暴なファイトではない。
上がってきたのは初物のスパロー(現地名)、正式名称は知らないがパーチ系ですね。Ramさん曰く、でかい方だそうだ。
暫く沈黙の後、ラムさんついにヒット!
トーマンだ。
船べりの突っ込みを何度か交わし、僕がネットイン。
ヤッタネー! Ramさん、オメデトウ!!!
トーマン全員キャッチ達成で凱旋帰港しました。
これにて釣り終了ー。
ハウスボートに戻りササッと帰国の準備です。衣類の全てがびしょ濡れですが・・・
そういえば、今回テメンゴール滞在中に一回も太陽を拝んでないです。
奇麗な写真を撮ろうと持ち込んだ一眼レフもずっと防水バックの中。
勿論日焼けしてません。 真ん中の軍曹↓とは顔色がぜんぜん違いますね。
18時にハウスボートを降り、我々は来た時と逆のルートでペナンまで車で戻る。この晩はペナンで一泊だ。
ホテルに着いたのは21時。
ホテルで熱いシャワーを浴びるとさすがに生き返る。ついさっきまでジャングルに居たのがウソのようだ。
この手のギャップにいつも戸惑いを感じる。僕はどちらが好きなんだろうか?
Ramさんの友人でペナン在住のアレックス氏のアテンドで、ジョージタウン(世界遺産)周辺を案内してもらう。
この晩は異国情緒に包まれつつ、ホテルのベッドでぐっすり眠る。
翌朝、我々はペナンからクアラルンプール、羽田へと一気に飛ぶ。実にイージーだ。
23時、羽田に帰着、解散。
週末+三日間の休暇でこれだけの事が出来るのだから、素直にあり難い事だと思います。
同行の皆さん、大変お世話になりました。
【使用タックル】
ロッド:ヘビークラスのバスロッドでOK。飛行機の関係で2ピース以下は必須。
ライン:PE4号以上。
スピニングタックルでも可能。オープンスペースなんかは飛距離も出て良いんじゃないかな。僕はカーペンター63にセルテート3000+PE2号。(メーターシイラを余裕で獲れる位のタックル強度が目安かな)
リーダー:40LB(歯がスルドイです)
ルアー:枯れ木などの複雑な場所ではスピナベ、如何にも出そうな時はバズベイトやペンシル(XPOD)、気分転換にディープダイバー(DEEP-X300、MM13)といった感じで使い分けた。
特別難しい釣りではないが、さりとて簡単でもない。走らせたら獲れません。
ジャングルクルーズしながら、バスと雷魚とシイラとシーバスを混ぜ合わせたような感じの釣りです。
ね、面白くない訳が無いでしょ!(笑)
この朝も雨模様の中でスタート。
僕はKomaさんと乗船、キャプテンは「なで肩」。今回は結構ジャングルの奥深くに切れ込んだ水路に入り込む。
高木の上で小振りの猿がギャーギャー騒いで樹をゆする。リアルジャングルだ。
Komaさんはエサメイン、僕はルアーオンリーで攻める。
エサ釣りは、呼吸ライズに合わせてナマズを放り込みリールをフリーにする。
トーマンが食えばラインが走るので、10秒ぐらい送り込んだ後にオリャーっと合わせる。
上手く行けば立ち木に巻かれずに豪快なファイトが味わえるという流れ。
【エサのナマズ。15cmぐらいです。】
で、見事にトーマンをキャッチして見せてくれました。バラシも含めて3、4発食わしてました。
この回、僕のルアーにはノーバイト。エサの圧勝でした。
午後の部です。
僕はIchinokawaさんと乗船。キャプテンは午前と同じ「なで肩」。
この回は平凡なポイントばかりを探る展開となり、呼吸もベビーボールもまったくと言って良いほど出会えなかった。
その代わり、先ずはキングコブラのベビーが登場。
本体は良く見えないが波紋だけどうぞ。(バチ抜けみたいだけど一応コブラです。。。)↓ ↓ ↓
そして、ついに出ました 野生のゾウ! ↓ ↓ ↓
・・・って、見えてませんよね。
実はこのとき、この密林のほんの10mか20mぐらい奥を、バキバキと枝をへし折りながらゆっくり歩いている音がするんです。で、たまにブフォーってな鼻息音を鳴らしたりしてます。
こっちはボートに乗ってるからそんなに危険は無いんですが、まあ、僕らは野生のゾウが居るような所に来てるという訳です。
ボートで移動中、かなり野趣に富んだ生活をしている集落も見掛けました。陸上に道は無さそうなので、水上移動で生活しているのでしょう。アジアンテイスト満開ですね。
午後の部はアジアの熱帯雨林探検ツアーみたいな感じで良かったですが、釣り的には殆どダメダメっす。
どうやらトーマンの濃い場所と薄い場所が、はっきり分かれているようだ。
あと、朝一と夕方は(居れば)活性が上がるのと、やはり雨はヨロシクないようだ。
12月3日(火)
なんやかんや言って釣り最終日になっちゃいました。僕はまだキャッチしてないし・・・(汗)
午前船はKawanaさんと同船です。キャプテンは「軍曹」。三日間の釣りの結果、実は彼が一番上手いという事が乗船したメンバーの一致した評価だ。
【森の人「軍曹」】
僕は最終日にして、始めて真のエースキャプテンのボートに乗れましたわ。(笑)
でも、今日は雨が本気モードで降ってる。マズイ・・・
朝一のポイントは、今まで一番魚っ気があったドチャ濁り合流点に行く。
おー! 出てます出てます。方々で激しい呼吸ボイルです。
僕はどうしてもこの魚をトップで釣りたくてバズベイトをチョイス。水中視界ゼロなので音でアピールする作戦。
ドバッ!
出たー!!
瞬殺アワセも決まったー!!!
ゴガガガンというトーマン特有の激しい首振りと、信じられないスピードで暴れまわる。
まさにアジアの暴君。
お遊びは無しだ。こちらも強いファイトで応じる。
船べりでの激しい突っ込みもかわし、無事ネットイン!
おっしゃー、トーマン キャーッチ!!!
ついにトップでしてやったっす!
これは納得の一匹。 嬉しいっす!
Kawanaさんもバズで獲った。
いいよねー、こういうの。
僕はバスベイトは終了とし、ペンシルを投げ倒す。
出そうなんだけど、出切らない。 やがてボイルも無くなり、その後は待っても、投げても沈黙してしまった。いよいよ雨も土砂降りになってきた。
ほんとうに、トーマンって奴は地合いとか天候の変化に敏感な魚のようだ。
しかしヤッタネ、納得の一本 いただきました!
最終の午後便。
今日はペナンまで引き上げるので、16時にハウスボート帰着なので短時間勝負だ。
僕はRamさんと乗船。キャプテンは「なで肩」・・・よく会うね。(笑)
Ramさんは今回のツアーではまだトーマンを仕留めていない。頑張りまっしょい!
雨は依然土砂降り。
僕はディープクランク(DEEP-X300)で深みを探っていたら何やらヒット。弱くは無いがトーマンのような凶暴なファイトではない。
上がってきたのは初物のスパロー(現地名)、正式名称は知らないがパーチ系ですね。Ramさん曰く、でかい方だそうだ。
暫く沈黙の後、ラムさんついにヒット!
トーマンだ。
船べりの突っ込みを何度か交わし、僕がネットイン。
ヤッタネー! Ramさん、オメデトウ!!!
トーマン全員キャッチ達成で凱旋帰港しました。
これにて釣り終了ー。
ハウスボートに戻りササッと帰国の準備です。衣類の全てがびしょ濡れですが・・・
そういえば、今回テメンゴール滞在中に一回も太陽を拝んでないです。
奇麗な写真を撮ろうと持ち込んだ一眼レフもずっと防水バックの中。
勿論日焼けしてません。 真ん中の軍曹↓とは顔色がぜんぜん違いますね。
18時にハウスボートを降り、我々は来た時と逆のルートでペナンまで車で戻る。この晩はペナンで一泊だ。
ホテルに着いたのは21時。
ホテルで熱いシャワーを浴びるとさすがに生き返る。ついさっきまでジャングルに居たのがウソのようだ。
この手のギャップにいつも戸惑いを感じる。僕はどちらが好きなんだろうか?
Ramさんの友人でペナン在住のアレックス氏のアテンドで、ジョージタウン(世界遺産)周辺を案内してもらう。
この晩は異国情緒に包まれつつ、ホテルのベッドでぐっすり眠る。
翌朝、我々はペナンからクアラルンプール、羽田へと一気に飛ぶ。実にイージーだ。
23時、羽田に帰着、解散。
週末+三日間の休暇でこれだけの事が出来るのだから、素直にあり難い事だと思います。
同行の皆さん、大変お世話になりました。
【使用タックル】
ロッド:ヘビークラスのバスロッドでOK。飛行機の関係で2ピース以下は必須。
ライン:PE4号以上。
スピニングタックルでも可能。オープンスペースなんかは飛距離も出て良いんじゃないかな。僕はカーペンター63にセルテート3000+PE2号。(メーターシイラを余裕で獲れる位のタックル強度が目安かな)
リーダー:40LB(歯がスルドイです)
ルアー:枯れ木などの複雑な場所ではスピナベ、如何にも出そうな時はバズベイトやペンシル(XPOD)、気分転換にディープダイバー(DEEP-X300、MM13)といった感じで使い分けた。
特別難しい釣りではないが、さりとて簡単でもない。走らせたら獲れません。
ジャングルクルーズしながら、バスと雷魚とシイラとシーバスを混ぜ合わせたような感じの釣りです。
ね、面白くない訳が無いでしょ!(笑)
ボートで雨降られると逃げるところないので最悪です。私はタックルより先に長靴に合羽のパンツをセットしておりました。
荷物、臭ってますね。洗濯機の部はハイター少量。手洗いの部では、お茶使うと匂いが取れますよ。
この釣りは、ダムの水位、気温、天気、産卵(ベビー)とタイミングと、旅行者にはなかなか厳しいですね。
ドンピシャって時はいつか来るのでしょうか・・・・
入門した方もいらっしゃいますので、もうちょっと卒業は伸びそうです。
お察しの通り、荷物、凄い臭いでした・・・
そのまま洗濯機に入れるのは気が引けたので、一日太陽に晒して乾燥&日光消毒。その後に洗濯機送りにしました。
今回も大変お世話になりました。
やっぱりトーマン面白いですね!
色んな釣り方が可能なので、相当奥が深そうです。
良い条件でもういっぺんやってみましょう。