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シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

癒しの檜原湖でスモールマウスバス

2018年06月23日 22時37分16秒 | バス
6月22日(金)

檜原湖へプチ遠征へ行ってきました。2年振りです。
最初に書いちゃいますが、最高の天気&好釣果。言うこと無しの釣行となりました。

先月、マルチアングラーKさんから、檜原湖に行きた~い! とのリクエスト。
速攻でボート予約しちゃいました。
なんたって、僕の中にあるあまたの釣りの中でも、檜原湖のスモールマウスバスは、シチュエーション釣り味ともに極上カテゴリーです。
釣行日が実に待ち遠しかった。(笑)

檜原湖ってちょっと遠い印象あるけど、夜行日帰りで気軽に行けちゃいます。
21時、都内のKさん宅にてピックアップ。
そのまま東北道を流しつつ、釣りの話などしてる間に猪苗代インターに着いちゃいます。ここまで都内から2時間半ほど。
あとは山道を30分ほど走れば、もうそこは檜原湖。 ね、近いでしょ!

今回は道の駅で車中泊。4、5時間はたっぷり寝れます。星が半端ない。

朝5時。ボートはいつもの檜原湖西岸キャンプ場でレンタル。
14フィート、40馬力のアルミフルリグタイプを予約しました。二人でやるには広々してて快適です。



てか、天気最高ー!
梅雨のさなかの好天日をゲット出来たようです。



スモールの特徴や釣り方は、昨夜の高速移動中に解説済み。
早速始めます。

スモールはその日の付き場を探す釣。
ラージのようにストラクチャーには付かないので、水中の地形を把握しながらその日の傾向を絞り込んでゆくのだ。

DSで探ると、2か所目のポイントで早くもヒット。



いいねぇ。
ラージとは違うアグレッシブなファイトが堪りません。

Gテールサターンのカラーを替えたら、僕にヒット連発。
楽し~



Kさんにも同カラーを付けてもらったら、即ヒット~
初スモール、おめでとうございます!



コツさえ分かれば、達人Kさんもヒットを重ねてゆく。

今日のヒットゾーンは水深5~6mの間と特定。
ただ、徐々に風が強まりだし、ボートがなかなか安定しない。
ついには爆風になってしまい、目指す水深は岸から微妙に離れるため、スモールの繊細なアタリが殆ど取れなくなってしまった。



風裏に避難すると実にのどか。
寒からず暑からず、ひたすら爽やか。
午前中にしっかり釣果は出したので、午後はもっぱら癒しモードです。

青い空と白い雲、新緑の緑、透き通った湖水。
まったくもって完璧な日です。

檜原湖、最高だ~~



最後にKさんがこの日最大の40UPをキャッチしたところで終了。
どうです、このカッコイイ魚。



二人合わせて13ヒットの10キャッチかな。
船縁での激しいエラ洗いでバレてしまうのが、今後の課題だな。

風が上がらなかったらもっと数は伸びたかもしれないけど、なんかこの釣りは数より質を求めたいので、マジ充分です。

16時、ちょっと早いけど、二人とも満足しきっちゃったのでストップフィッシングとしました。

極上の景色の中で、繊細で元気なスモール釣りが出来るシアワセ。。。
今回も実に上質な釣りが堪能できました。



5月に池原ダム4ポンドでラージ、6月に檜原湖3ポンドでスモールと、いずれも素晴らしい景色の中で2種のフィネスなバス釣りが出来ました。
また来年も来たいな!

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池原ダム遠征 2018

2018年05月04日 21時36分52秒 | バス
ビックバスフィールドとして有名な、奈良県池原ダムへ遠征してきました!
ゴーマル、ロクマルがマジで狙えるという最強フィールドです。

同行はmm17さん。
初日はガイドボート、二日目は自力での釣りという構成。

mm17さん曰く、数あるフィールドの中で最も難しく、且つ秘境感満載だそうで、最高のお気に入りフィールドだそうです。
ネットで調べても情報が多すぎて、どんなタックルやルアーが良いのか分けわからン。
結局、事前準備としてはラインを巻き替えたぐらいで、あとは毎度の現場対応で乗り切りましょうぞ。
ロクマルってどんな世界なんだろう!?

もうこの遠征企画が始まったときから、ドキドキ感満載のバス釣り遠征です!





4月30日

この日は移動日。
池原ダムまで片道520km。順調に行っておよそ7時間のドライブだ。

9時にmm17さんをピックアップ。
今回は僕の車で行くことにした。

東名高速、伊勢湾岸自動車道、東名阪自動車道、伊勢自動車道、紀勢自動車道と走り、終点の尾鷲北ICまで走ります。
途中、昼飯休憩一回のみで走り切っちゃいました。
A4のオートクルーズとレーンキープがなかなか秀逸で、高速を走る分には全然疲れません。

16時、池原ダム到着。
紀伊半島のど真ん中。なかなかの山奥ですな。



mm17さんは何度も池原ダムへ来ているので、ダムサイトや明日、明後日のボート乗り場を案内してくれました。
アーチ式ダムってやっぱりかっこ良いです。



これが池原ダムか~
人工物はバスボートしか見えません。バス天国じゃ~



夕方、きなりの湯で温泉浸かって、晩御飯を食す。
いや~快適!



この日の宿は「カーブの店」という小さな食料品店の二階に素泊まりです。こういうの嫌いじゃないです。
さて、いよいよ明日は池原ダムバス釣りの開始です!



5月1日

6時半にガイドさんと「トボトスロープ」というボート屋で待ち合わせ。
今回、mm17さんが手配してくれたガイドさんが凄い!
地元七色、池原をメインフィールドとしている山岡計文プロです。
昨年のバスプロトーナメントJB50で勝ち上がり、その上位5名で争うエリート5戦で優勝!
つまり、現在バスプロ1位のむちゃくちゃ凄い人なんです。

7時スタートフィッシング。


現役バリバリのバスプロ様と同船している幸せ。。。



自分の使いたいルアーでももちろん良いが、ガイドさんが今一番マッチすると思われるルアーを用意してくれ、セットまでしてくれます。
最初のガイド指示として、ノーシンカーの表層引き。
上げ膳据え膳ですな。(笑)

これが支給されたティムコの「スーパーシャッドテイル」。



湖岸はすべて急深の岩盤で、所々立ち木が水中から立ち上がっている。
千葉のリザーバーのような緑のカバーや水草は皆無です。一見生命感がまるでありません。
水はクリア。透明度は4~5m。

ガイドさん曰く、バスは水中に崩れ落ちた岩や、立木、切り株などに依存しており、アユの稚魚をベイトにしているとのこと。
朝は水深5mより浅いレンジ(上から見えるか見えないかの水深)に居り、上を通るベイトを意識しているとのこと。

ノーシンカーシャッドテールをここぞと思う所にキャストし、デッドスローで表層引きする。
派手な動き、不自然な動きはダメです。実際の魚はそんなに派手には動きませんよって。確かに。。。
ロッドティップを微動だにさせない丁寧なリトリーブ。まさにバチ抜けシーバスと同じ釣り方です。

要領が分かってくると、結構な確率でルアーの後ろにバスが付いて来る。
ただし、簡単には食わないのですよ。
興味を持ちつつ付いて来て、ボートから5mぐらいの所で戻っちゃう。

スレてるのとも違うが、ボートが見えちゃうとそれ以上は近づかないという感じです。クリアレイクゆえの特徴なんでしょうかね。
つまり、ボートから離れたところで食わせる工夫が必要ということになる。
また、ボートポジションの1、2mの違いにキャプテンは気を使っているのが分かります。
この辺がマッドウォーターとは違う、ワンランク上の繊細さも攻略ポイントの一つのような気がしました。

で、ガイドさんの言う通りやってたら両名とも釣れました!
池原が凄いのか、ガイドさんが凄いのか・・・





30cm台後半ってところです。
嬉しいですね。これでボーズは無くなりました。(笑)

しかしこの釣り、ルアーをゆっくり水面直下を引いてくるとバスが後ろから付いて来て、そのうちバグっと大口を開けてルアーを吸い込むのが丸見えです。
たまに50UPが付いて来ることも。
もう心臓バクバクですわ。

10時ぐらいになるとチェイスが少なくなってきた。
フィッシングプレッシャーで魚が7~8m位に沈んでしまうためという。
なので沈めて食わせる釣り方に変えましょうと、mm17さんはダウンショット、僕にはネコリグをセットしてくれた。シンカーは共に1.8g。

勘違いしちゃいけないのは、バスがボトムに居るのではなく、ボトム(岩棚とか)から1mぐらい浮いているイメージだそうです。
その魚を下に向かせて食わせるわけです。
朝は上に向かせて釣ってたということ。

岩盤にキャストしボトムを取ったら、チョンチョンと跳ね上げ、階段を一段づつ降りるように岩棚を落としてゆく。
これの繰り返しで水深10mまで探れとのこと。
着底やアタリを糸ふけで取ったりとなかなか面白い。少し風も出てきたので、キャスト時のラインメンディングも必要になってくる。
朝の釣とはまた違う、フィネスな世界がなかなか面白い。



ガイドさんも魚の出方とか、水色の細かな変化などを見て、その日の傾向を絞ってゆきます。
ポイントの見切り方や、シェードを意識したポイントへのアプローチの仕方、リグの切り替えタイミングなど、この辺の解説はトッププロのエッセンスが詰まっててもの凄く興味深かった。

午後遅く、僕にひと際デカいのがヒット。
しばしのやり取りで魚も浮いて来てファイト丸見え。これ、今までのより明らかにデカイじゃん!
山岡さんが50後半あるーよ!って言ってて、僕、超緊張。
4ポンドラインなので強引には行かないが、けっこうドラグ調整ギリギリなファイトです。
と、プンッと外れた。

アッーーー やっちまった!!!

回収するとフック延びてました・・・

んーーー残念!


夕方、再びシャッドテールの表層引きに戻す。
朝ほどのチェイスは無いが、それでもバスはそこそこ出てくる。

再び50UPがチェイスしてきて、そのまま躊躇なくでっかい口をグワッと開けてルアーを飲み込んだ。
なんてったって、クリアウォーターの表層を引くルアーを、後ろから食ってくるんですから、こちらにも丸見えなんです。

キターって感じで大きく合わせると、、、

スポーンとルアーが口からすっぽ抜け。。。

ターーー!
またやっちまった。

山岡さんも、今のはアワセのタイミングもバッチリだったのに、惜しかったですね、、、って慰めてくれました。

幻のゴーマルがぁぁぁ・・・

17時、ボート屋の前でmm17さんが一本追加し終了。



初日の結果はmm17さんと僕共に4本ずつキャッチ。
キャッチできたサイズは40前後ってところです。

いやー、池原釣れますね!
プロガイドのお陰感は否めませんが、関東の釣と明らかに違うことが良く分かりました。
当たり前と言えば当たり前ですが、例えば東京湾奥のシーバスと外房のシーバスが同じ釣り方の分け無いですもんね。

山岡計文プロ、ありがとうございました!
トーナメント頑張ってくださいね!!



この晩はペンション長井に宿泊。
菊本プロが同宿でした。


5月2日

今日はDreamさんのレンタルボートです。
山岡さんの教えやヒントを元に、自分らでバスを追い求めます。

昨日の晴天とは打って変わって、今日は曇りのち雨。
早朝5時のスタートです。



13fアルミボートに15psエンジン付き。
朝一は昨日一番反応の良かったポイントへGO!
釣り方も昨日と同じシャットテールの表層引きからスタート。

直ぐに釣れました。



やはり朝のうちはチェイスが多い。

30cm以下の小バスも釣れますが、だいたい40がらみがコンスタントにチェイスやヒットしてきます。



これが今回最大の43cmかな。



長さの割に太い感じです。
これがフロリダバスなんでしょうかね?

滝です。



好調に釣れます。



10時ぐらいから本降りになって来て、結構寒いです。



しかし釣れます。



昼ぐらいになると、昨日同様フィッシングプレッシャーで魚が表層に出にくくなってきました。
そこらへんから僕の悪い癖で、釣れない釣りをやりたくなってきた。
というのも、昨日のガイドさんに教わった通りにやってれば確かに釣れますが、次は自分なりに多少考えた釣り方や自分でセレクトしたルアーで釣りたいという欲求が。。。

でやったのが、先ずはダウンショット+ハゼドンでボトムバンピング。

丁寧に丁寧に、頑張って頑張って、たまに大きく跳ね上げてアピール、着底後のバイトをしっかり取って釣れました~!
40ジャストだったかな。自力で獲った感のある満足の一本です。



夕方近くになって、表層の釣りに戻すタイミングで、
今度はジグヘッドにGテールサターンで、ノーシンカーのやや下のレンジを通す作戦。

で、立木のそばでまたもや事件が、、、

50後半のデカバスがルアーの後ろにスーッと付いてきた。
グアッと大口開けてルアーを食い、ばっちり口に入ったのを確認して鬼合わせ一発、、、

すっぽ抜け~~~

ンガ~、このデカバスのアワセのタイミングが分らん!!!

多分ですが、魚のサイズに対してフックが小さいのかも。
でもルアーが3インチ程度なので、どうしてもフックも小さめになってます。

で、めげずにGテールサターンを投げ続け、ついに一本を仕留めて大満足。



二日目の釣果は、mm17さん4本キャッチ、僕は5か6本キャッチで終了。
mm17さんには60UPの超怒級のチェイスもありました。

池原ダム、聞きしに勝るダイナミックなバス釣りフィールドでした。
景色も良いし、サイズや魚のコンディションも最高。



琵琶湖がマッドレイク&植物由来の生態ならば、池原はクリアレイク&岩盤の釣りと、全く性格の違うビッグフィールドなんですね。
同じバスフィッシングでも、まったく違う釣り方を求められるのが良く分かりました。

ワイルドだけども繊細、これが池原のバスフィッシングじゃないかと。

50UPはまたの機会に持ち越しますが、そういう奴がいっぱい居るということが何より素晴らしい!
また来てみたいフィールドです。

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琵琶湖遠征 2017

2017年09月18日 18時37分02秒 | バス
9月14日~16日

今年も琵琶湖へバス釣り遠征に行って来た。
メンバーは、YSさんとmm17さんと僕の3名。
巨大台風18号が沖縄あたりで向きを変え、こちらへ向かい始めた。
台風前の爆はあるのか? 
今回も台風との接近戦の中、なかなかの遠征釣行となりました。


1日目
昼に横浜で集合し、新東名をひた走る。
YSさんのOUTBACKは、遠征車として最高です。

16時半、琵琶湖到着。
いやー、今年も来ましたなー!


釣り本チャンは明日からだけど、我々は夕マヅメのオカッパリゲームを敢行。
昨年YSさんがラストで感動の50UPをキャッチした場所を、今年のスタートポイントに選んだ。
まるでドラマが引き継がれてゆくように。

魚っ気はありますね。


この後、三人バラバラになってしまい写真は無いが、mm17さんとYSさんがバスを一本ずつキャッチ。
幸先良いぞ!

夕食は定番の来来亭。
宿はマリオットホテル琵琶湖。
昨年のラフォーレが全面改修して再オープンしたものなので、ピッカピカ。超快適。




2日目

5時半、昨年と同じ北山田マリーナに到着。ワクワクしますねぇ。
今日は天気は大丈夫。しかし結構寒いです。長袖、長ズボン+ウィンドブレーカーでちょうどよい感じ。


今回は三名なので、ボート1艇としました。
初日は19fのレンジャー175馬力。少し大きめで、三人が余裕で釣り出来そうです。


175馬力のバスボートをドライブするのは初めての経験。
太いトルクを生かすと簡単にプレーニング状態に入ります。ハイドロ系のバスボートは不安定なハンプ状態を素早く脱出させるのがキモですね。
ハンプのまま中途半端にパワー掛けるとスピンしちゃいます。


湖面に出ると驚愕の事実に直面。
なんとなんと、昨年ビッシリ水面を覆っていたカナダ藻がまったく無い!
前回は、始めて遭遇した分厚いウィードを抜く事が出来ず、カナダ藻ドームの下に潜むであろうデカバスの元にルアーを送り込む事が出来なかった。
その教訓を胸に、ウィードの釣りを練り上げて来たとゆうのに・・・


何所走ってもカナダ藻が無い!?
早くも、僕の作戦は崩壊してしまった。。。  どうしよ

水温が低下し始めると日々ウィードが枯れて丈が低くなるそうで、ほんの一週間前まではカナダ藻が水面を覆っていたとのこと。
この時期は夏のウィードの中の縦の釣りと、秋の広く泳ぎ回るバスを探す横の釣りが入り混じった難しいタイミングとのこと。
我々は、ボトム水深が3.5mぐらいで、ウィードトップが2~3mといったエリアを集中的に攻める作戦とした。

YSさんが先陣を切ってキャッチ。
今年も飛ばしますね。


僕は、Deep-X300で藻のトップを擦るように引いてたら、ガツンと来た!
43cm!
ハードルアーで久々に釣ったなぁー


その後風が出てきてドテラ流しの釣りとなり、フィネスで挑んてたmm17さん苦戦の展開。
YSさんは職人技であの手この手と繰り出してる。
僕は、直リグ、DS、クランク、テキサス、チャターベイトのローテーションで、藻の上、際、中と探る。
3者三様の展開。

ダウンショット・ワッキーで藻の中を探って2匹目ヒット!
32cmのピチピチ君キャッチ


昼頃になると、朝のヒットパターンが通じなくなった。
風も強まったので岸際に避難。
ドシャローのカバー打ちやったり、


昼寝したり、、、


なんか、実にのんびりした昼下がりの一時を過ごしました。
これはこれで良かったなぁ。

午後は誰か釣ったっけかな・・・?
僕はゼロ。
よく覚えてないけど、かなりゆったりした気分でバスフィッシングを楽しんでました。


17時帰着。
ボート屋で、今日50を4本獲った人がいると聞いた。
ポイントの違いだけではない、何か決定的な違いがあるんだね。
遠征の楽しさって、初めての環境で直面する数々の困難や謎を、短時間で紐解き、何とか結果に繋げる事だと僕は考えてます。
地元勢と僕らとの決定的な釣果の違いは、まだまだ僕らに謎解きの余地が大幅にあることの証し。この謎が多ければ多いほど釣りは面白くなるのだ。
残された時間は明日1日。興味は尽きない。

晩飯は、これまた定番の王将。
クタクタになるまで釣りに没頭出来る喜びを噛み締め、早々に就寝。。。



3日目

台風の外縁の雨雲が掛かり、今日は雨模様確定。午後からは風もだんだん強まってゆく予報だ。
昨日の時点で、ボート屋さんもキャンセルまたは半日でも構わないと言ってくれた。
4時半にホテルを出ると、小雨で風も少しあるもののまだ大丈夫そうだ。
昼までを目途に出航することにする。

昨日あちこち見て回ったので、今日は朝一から最も有望そうなポイントへ一直線。
土曜日なのでバスボートも多く、目指すポイントには船団が形成されつつあった。


この辺はウィードが濃く、所々水面まで伸びてる。
僕は藻の深さに合わせ、昨日よりやや浅く引けるDeep-X200を投入。
37、40を連続キャッチ。




みんな真剣だ。


その後、僕はチャターの威力を信じて積極的に使った。
クランクに比べレンジキープが難しいが、それは逆にレンジを任意にコントロールできるという事でもある。
或いは、ウィードの中に落とし込んでから引き始めることもできる。
僕の中では、縦の釣りと横の釣りを同時に攻められるイメージです。
この状況には合うような気がしてならないのだが、どうしてもヒットしてくれない。

トレーラーを金色に変えた1投目、ガツンと来ました!
ちょっといいサイズじゃない!?
水面に姿を現したのは、45以上、50未満と言ったところ。
スミマセン、ランディングに失敗しフックアウトしちゃいました。。。

でも、自分のイメージ通りにチャターベイトを動かして出たこの一匹は嬉しかったなぁ。


【上から DeepX300、200、ブレードジグ】

もう一匹、これも取り逃しちゃったんだけど、ワッキーのダウンショットをウィードの隙間をボトムまで滑り込ませた時、グッと抑え込むアタリがありガシッと合わせると、今までとは全く違う力強い手応え。直感的にデカイと感じた。
しかしフックアップならず。
僕の手に残った強烈な感触は今も残ってます。居るんですね、そういう奴が・・・

徐々に風雨が強くなりだし、体が冷えてくる。
最後のポイント移動で、岸寄り2.5mラインの浅場をやってみる。
風でボートがどんどん流れて釣りにくいが、DSをこまめに入れる。

終了間際に37キャッチ。


これにて終了。
12時に上がりました。

ゴアのレインウェアーでも、手首や首筋からどうしても雨が侵入してしまい結構ビショビショです。
車に戻って乾いた服に着替えて人心地着きました。

で、これで終わりかなと思ったら、YSさん午後はオカッパリやると!
わお、凄いパワー!!

僕もオカッパリは嫌いじゃないけど、今回はオカッパリの準備まったくしてません。
足元はクロックスだし、ウェストバックの類も無し。
mm17さんと車で待機することにしました。
しばしの後、満面の笑顔でYSさん帰還。
40UPを2本獲ったとのこと!
今年の最後も、昨年同様YSさんのドラマフィッシュで終了となりました。

南草津のスーパー銭湯「極楽湯」で冷えた体を温め、極楽極楽。
これにて琵琶湖遠征は完結です。
今年の琵琶湖も実に面白かった。
やはり最高のバスフィッシングが楽しめるフィールドですね!



今回のタックル忘備録

・Abuキラービー702H+Daiwa Z+PE4号 直リグ(パンチング用、ウィードの中にガシガシ落とし込む釣り用)

・メガバス F4サイクロン+アルデバランMg+ナイロン14lb(クランク、ウィードの濃いエリアのチャター)

・メガバス X7 F2 1/2シャーディングX+Daiwa SS Air+フロロ8lb(ダウンショットワッキー、ウィードの際や薄いエリア)

・メガバス X7 F2 1/2パワーハウス+Daiwaセルテート2510+PE1.5(ウィードの薄いエリアのチャター遠投)

・DeepX200、300(琵琶湖の水深にドンピシャ。100も欲しかった。カラーはキラキラ系が良かった気がする。)

・チャターベイト ブレードジグ(この動きは堪りません)

・フリックシェイク 5.8”(このサイズが琵琶湖にはとてもマッチする気がする)












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雨のバスフィッシング

2017年08月18日 01時05分12秒 | バス
8月15日(火)

夏休みのラストデイは、先月末に行った千葉の某ダム湖へ再び行って来た。
同行は、バス釣りの師匠Yさんとitさん。

連日の悪天候で夏休み中の北ア登山&オフショアフィッシングがすべて中止となり、かなりモヤモヤが溜まってます。
この日も午後から雨予報だったが、雨は好釣果に繋がる可能性大。
これは期待しちゃいます!


6時半スタートフィッシング。
早朝の湖は本当に気持ちが良い。これだけでも堪らんねぇ!



相変わらず減水して岩盤が露出してるけど、人が少なくてポイントに苦労することは無い。
適当な立ち木やブッシュをノーシンカーワッキーで探ると、直ぐにヒット!



朝一のヒットは嬉しいですね。
30cmに満たないが、ここのバスはとにかく元気が良い。

今日の方向性を探るため、スモラバとか落としてみるが無反応。
反対にシグレを水面でちょこちょこやってみると、下からチョイ大きいのがモワーッと見に来たが、引き返しちゃいました。
この湖でルアー見切られたの初めてかも・・・
今日は前回よりも少しばかり魚が警戒してるのかもしれません。

再びノーシンカーに変えて、ブッシュ際を丁寧に探り続けるとヒット!
25ぐらいかな。
ウン、今日はこのパターンだな。



同じパターンでやってると、今までとはけた違いの強烈な奴がヒット!
とにかく元気が良くて走り回る。
立ち木に巻かれないよう、チョット強めのファイトで浮かしたら、40後半はありそうなご立派サイズ。
相手も全然元気でボートの下を潜って反対側へ突進。
辛うじてロッドでかわし寄せにかかったが、再び激しく反転した時にフックオフしちゃいました・・・

残念ーん!!
グッドサイズだったのになぁ。。。


気持ちを落ち着けて釣りを再開。



明鏡止水。
この環境でフィネスな釣りが出来るのは、本当にシアワセです。

極小サイズ君が食べてくれました。
ごめんな、そんなに睨むなよ。。。



まあ、そんなこんなで昼までに5キャッチ1バラシ。
この分なら、また”ツ抜け”出来るんじゃないかな、、、なんてかなり楽しい展開です。


昼頃から雨が降り出した。それもザーザー降り。

明らかに状況が変わった。
ノーシンカーに全くヒットしなくなった。



魚は表に出始めたようだ。
広く横に探るが、ヒットが得られない。
深く縦に探ってみるも、まったく違う感じ。

何を繰り出すも、これは違うという感覚はあるが、正解がまったく見えてこない。

滝?!
すげーな、この湖。



僕は次第にポイントの移動とロッドの交換が激しくなり、明らかに釣りを見失ってるのが分かる。

この悩み苦しむプレセスこそがバス釣りなんだろう。実に面白い!

雨に打たれ、手はふやけ、袖や首筋から流れ込む雨水が全身を伝い、食事を取る余裕さえ失い。。。
ボートに溜まる雨水を、ビニール袋で掻い出すこと三度。まったくなんて雨だ。。。

これを楽しいと思えるのは普通じゃないよな、なんて自問自答しながら、雨にけぶる湖上をさ迷い続ける。


16時半、ストップフィッシング。
昼から雨が降り出して以降、僕はノーヒット。

桟橋でYさんとitさんと集結。そして、驚愕の結果を聞くことに。

Yさんはとitさんは、雨が降り出して以降俄然調子が上がったとのこと。僕と真反対だ。
Yさんは45cmキャッチ。

そして、なんとなんとitさんは50UPをたたき出していた!

凄いよね、バスフィッシング!

状況の変化を感じ取り、それに合わせられる引き出しの多さが、結果に見事反映されます。

さすが両師匠!


何が正解だったか僕には分からないが、ルアーチョイスに迷っても良いが、心に迷いがあると結果が出にくいような気がしました。

バスフィッシング、面白い!



最後に、本日のスペシャルフォトをどうぞ!


ジャーン!
itさんの50UP!!!




そしてそして
Yさんの45!!!




バスフィッシング最高ー!の図。
各々30、50、45のハンドサインと共に。




いい写真だなぁ!


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爆!

2017年07月28日 23時04分45秒 | バス
7月26日(水)

千葉の”某ダム湖”へ行ってきた。
ここは長年ヘラ釣り専用湖だったが、昨シーズンからバスアングラーにも解放された、いわゆる”バージンレイク”です。
調べれば情報はいっぱい出てくるが、僕のブログも情報源の一つになっちゃうのもこっぱずかしいので、湖の名前は伏せちゃいます。

今回はYSさんの釣行情報に僕も乗っかっちゃいました。

唯一のボート屋さんはバス釣り用には最適化されておらず、他のバスレイクのようにはいきません。
レンタルバッテリーとか一切ないので、ついにマイバッテリー買っちゃいました。
元とらないといけませんね。(笑)



ここのルールは先住者のヘラ師が6時スタート、バス師は6時半のスタートと決まってます。
ダム湖に付きもののタックルやら機材一式の運搬も、大掛かりなインクライン方式。
でも斜面の半分までで、残りは急階段を人力で運びます。



12fボートは沢山ありました。



今日は平日ゆえ人は少ない。
しかも雨の日を引き当てる幸運。いやがうえにも期待は高まっちゃいます。

何気にワイルド感の漂う湖です。
こういうの好きだなぁ。



2~3m減水してるみたいで、周辺は岩盤がむき出しになってます。
初めての場所なので何もわからないが、仔細な観察と状況判断を積み重ねて、ポイントの特性とか、魚の付き場を解明してゆきます。
この先がどうなってるのかも分からない、リアル開拓釣行です。
頭上は崩壊地も多く、マジで落石とかにも注意が必要。一般化されてない釣り場の証拠ですね。

本湖側に進むが、シャローは殆どない。
垂直の岩盤と、立木を縦横に攻めてみる。

中型のバスはちょくちょく見える。
逆にベイトフィッシュはギルしか居ない。

記念すべき初バスは、ワッキーリグに来ました。
25cmぐらいですが、なんかもの凄く強い。船上に上げてもサバみたいにバタバタ大暴れ。



ジグヘッドワッキーで30cm前後級がポツポツ釣れてくる。
みんなフォール中の糸ふけでアタリが出ます。
この前のクロダイ釣りの感じがドンピシャですわ。



前回の亀山で好反応だったアイシャッドなど横引き系にはまったく反応なし。
縦の釣りが強いと見ました。

また、魚の付き場が結構偏っていて、居るところと居ないところがはっきりあるみたい。
魚に対する独特の嗅覚が試される感じです。

本日最大の40UP登場!



クー、何回も突っ込み、ワイルドフィッシュ感満載のグッドファイトです。
堪んないね!!

どの魚も魚体が綺麗。 しかもみんな激しくて強い!
スモールみたいなファイトを演じます。

上流側も見に行ったけど、奥の方は魚が薄い感じがしました。
ただ、合流付近でバスがたくさん付いてる一角を発見。
DSのGテールサターンを一旦沈めて斜めに引いてくると、下からワラワラ湧いて来て、見てる前で躊躇なく食っちゃうパターンが炸裂!
デカいのも見えるが、20~25の小型が先に食っちゃう。(笑)
ここで数釣りしちゃいました。
楽しかったー!



再び本湖側に戻り、午前中にチェックしたポイントに再度入ってみると、同じような場所でちゃんと食ってくる。

これも40up
カックイイ!



YSさん発見!
近寄ってみると、ばっちり釣ってました!



戻りながら岩盤&立ち木を縦に探るパターンで追釣し、なんとなんと10本達成!
バス釣りで”ツ抜け”したのは初めてです!
バス持ちし過ぎて、親指がザラザラになったヨ。
帰着時間を一時間残し、僕は大満足で帰港した。


バージンレイクゆえいつもこんなに釣れるのか、あるいは今日の雨が良かったのか、初めてなのでこのダム湖の実態は良く分からないが、とにかく魚が綺麗で強いというのは事実です。
野性丸出しのバスが棲む湖であることは間違いなし!

ちょうど、アンダマン諸島のGTと同じようなワイルドフィッシュの楽園でした。

釣り師の勝手な想いですが、こういうポイントは大事にしたい(秘密にしたい)です。
ということで、”某ダム湖”と記す次第。。。

この流れで琵琶湖まで行くぞい!!


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亀山ダムで自主トレ

2017年07月15日 23時47分44秒 | バス
7月14日(金)

昨年9月の琵琶湖遠征以降、バス釣りには行ってなかった。
んで、今年も9月に琵琶湖へ行こうという話がありまして、だとするとバス釣りは年一回琵琶湖のみとなってしまう。
さすがにそれはバスに失礼というもの。
出来れば梅雨明け前に一発バス釣りをやってバス勘を取り戻したかったので、仕事の目途が付いたこの日、一人スクランブルで亀山ダム自主練を決行した。

早朝の高速を飛ばすと、自宅から2時間弱で着いてしまう。案外近いのだ。
6:00、のむらボートで12fを借りる。このレンタルの手続きから準備までの一連の作業が、手慣れてないとなかなかスムーズにいかないのです。
すでに大半のボートは出撃済み。

てか、桟橋の周辺でバコンバコンボイルしてる!
焦る気持ちとは裏腹に、慣れぬ準備やリギングに手間取る。
完全に出遅れた・・・


ボイルはいたる所で起きており、特に岸際のシャローエリアでは小魚とバスの壮絶なバトルが繰り広げられてる。
こんなの見るの初めて・・・・!

こんな時はトップでしょ、ってことで、X-POD投入!
ちょっとデカすぎ。調子乗りすぎた。

ポッパーに替えるも、ルアーに全く出ず、直ぐ近くで小魚が花火のように飛び散る。
ペンシルも食わねぇっす!
5cmミノー投入。ダメ。
スピナベまで投げ込むも、ダメダメ。

何投げればいいちゅんねん!!!?

周りのボートは、あちこちでヒットしてる。みんな上手そうなオーラ満載です。
てか、年一の僕が素人丸出しなわけで。。。

時間の経過とともにボイルの数が減って来る。
ハードルアーを見切り、アイシャッドのノーシンカーを岸際に投げ込むと、いきなり激しい水しぶきと共にヒット!

やっと食ったよー!!!

30cm位かな。
うれしい、うれしい、とっーてもうれしい一本です!(涙)



その後も、アイシャッドで表層ツイッチするとバシャンと食って来て2本追加。
いずれも30cm前後。
いやはや、混乱と歓喜の朝練タイムでしたが、滑り込みで3本キャッチできて良かったよ。
パターン探しにこれほど手こずるとは、バス釣り恐るべし。


ボイルも一段落して、千葉のダム湖らしい静かな時間がやって来た。
日差しは強烈で、とにかく暑い!

いつものようにカバーをスモラバで、、、って、大減水でカバーが無いっす!?



樹木カバーの下って、水中には何にも無かったんですね。知らなかった。。。

カバーが無いのでどうすりゃいいのよ・・・?
あちこちさ迷ってると、水の良いところと悪い所がはっきり分かれてるのが分かった。
僕は水の良いエリアで、かつ水中から出てる枯れ木や、流木の陰などに絞ってあれこれやってみる。



周りのボートも様々ですが、やはりネコリグ系が多かったかな、いつもの千葉らしい光景になってました。

見えバスはチョイチョイ居ます。
しかしワームにはまったく反応しない。完全にやる気ないのか見切られてるのか。

あるポイントでジックリ攻めると、ワッキーやカットテールをいくら引いても何も出てこないのに、アイシャッドのツイッチだとわらわら見には来る。(見るだけで直前で引き返しちゃうんだけどね)
去年、片倉で調子よかったシザーコームもまったく興味を示さない。
これは面白い。
バス釣りはパターンの釣りってのが良く分かります。その時の食性がもろに出るんですね。

アイシャッドで何回も何回もチェイスさせてるうちに、ついに一匹が食ってくれた。



結果的に、今日は4本すべてアイシャットのツイッチ。
ワカサギを追ってるバスには、こういう動きにしか反応しないようでした。

バス釣りって、良かった時の記憶に縛られちゃダメだね。その日その時のパターンをいかに探し出してはめ込んでゆくゲームって事が、今日の釣りを通して良く分かった。
そうとう頭使うので、バス釣りやってると頭良くなるんじゃないかとさえ思えてくるよ。


17時チョイ前、体力と集中力と水分が切れたので終了としました。
ボート屋に戻ると、上手い人は今日も15本ぐらい釣ってるとのこと。たしかに朝のフィーディングパターンは凄いもんな。

僕的には、朝の時間限定チャンスタイム中に、正解を見つけ出す作業がことのほか面白かった。
粘るべきか見切るべきか。
バス釣りは現場での判断力が全てだな。もっともっと引き出しを増やそう。

今日はもの凄い汗をかいたので、帰りに亀山温泉ホテルの日帰り入浴に立ち寄ってみた。



千葉の温泉て微妙な存在だが、源泉でまっ茶色の温泉でした。
大汗掻いたのでサッパリしたし、肌がすべすべになったよ。
先週の谷川岳に続く夏温泉、ちょっといいかも。


なかなか内容の濃い自主トレができました。
亀山の朝がいつもこんなに刺激的かは知らないが、少なくとも今はアリです!
琵琶湖本番までに、もう少しバス勘を磨くべし!


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琵琶湖 バス遠征2016

2016年09月22日 23時04分18秒 | バス
9月19日~21日

昨年に続き、バスの聖地にして世界記録レイク、琵琶湖遠征に行って来た。
メンバーは、YMSさん、mm17さん、KKTさん、僕の4人。

巨大台風16号が接近する中、はたして満足な釣りが出来るのか不安いっぱいだったが、なんやかんやで、今回もエキサイティングな遠征となった。


初 日
この日は移動日。
15時に横浜に集合し、YMSさんの”遠征専用車 OUTBACK”に20本余りのバスロッドを搭載し出発。
台風に真っ向勝負を挑むが如く、我々は東名を西に向けひた走る。
静岡に入る頃には徐々に雨脚が強まり、名古屋辺りでは高性能アイサイトでも前走車追尾不能となる豪雨となった。
こんな天候で明日からのバス釣りは可能なのだろうか・・・?

21時、宿泊地のラフォーレ琵琶湖に到着。
土砂降りだが、風はまだない。。。


二日目

4時半起床。
厚い雲が垂れ込めているが、無風で雨は降っていない。
一応、予約したボート屋に行く。

今回は北山田マリーナという小規模なレンタルボート屋でバスボートを二日間予約した。
予報では昼までは何とかなりそうなものの、午後は台風の暴風雨は確実。
ボート屋の主は半日レンタルでも良いと言ってくれたが、この日はキャンセルとさせてもらった。


我々は午前中勝負と決め込み、そのまま朝食もとらずにオカッパリへと転戦。
先ずは矢橋帰帆島公園のポイントに入る。
僕は琵琶湖のオカッパリも非常に興味があった。なんたってここは琵琶湖なのだから。


足場が高いのでデカバスが来たらどうしようなどど言いながら、メンバーは整備された護岸に三々五々と散る。
橋脚際に流れ藻が吹き寄せられた一角があった。いかにもなポイントだ。

ここでYMSさんと僕が相次いでヒット! 
いずれも40前後はある。
YMSさんは捨て釣り糸に、僕はヘビーカバーの藻ダルマに阻まれ、いずれもラインブレイク。
厳しい洗礼を受けた。

赤野井ワンドに移動。
こちらは足場も低く、草を掻き分ければ水際まで出られます。これならデカイのが来てもランディング可能だ。

ここでも4人ばらけて探る。
KKTさんが1匹キャッチしたとのことで、メンバー全員がその付近に集結。
ここで僕が連続キャッチ。

1匹目は25cmぐらい。


2匹目は30ぐらい。


いずれも水中の藻際をシザーコーム(青ラメ)で横引きしてのヒット。
琵琶湖のバスにもシザーコームはよく効くようだ。

そのあと、YMSさんヒット。
mm17さんがアシストに回り、無事ランディング。


オー、40UP!
チョイ沖のウィードカバーのパンチング。 胸のすく一本でした。


琵琶湖のバスは、みんなヒレピンで綺麗ですね。
ここで、雨が酷くなって来たので終了。昼食を食べた後、釣具屋で情報といくばくかのリグを仕入れ宿に引き上げる。

予報通り、昼過ぎからは風も強まり暴風雨です。
宿の窓越しに見える琵琶湖は、まるで海のような波が立っている。


みんな部屋の中で明日の釣りを想定し、直リグ(ジカリグ)製作。今日の状況からヘビーカバー対策だ。

夕方、夕食に出掛ける。
雨が上がり、虹が出てる。台風直撃は免れた。明日は沖へ出られそうだ。
ツキが回ってきた!



三日目

今日も4時半起床。
まだ暗いうちにホテルを出る。海外のリゾートフィッシングみたいです。


船割りは、沖目狙いでYMSさんと僕がストラトス艇(17f)。岸際狙いでmm17さんとKKTさんがチャンピオン艇(15f)となった。いずれも70馬力の船外機が装着されている。

手続きを済ませてイザ出航、、、と思いきや、昨日の風で吹き寄せられた流れ藻が港口をびっしり覆い、先行したmm艇が藻に絡め取られて立ち往生してる。
いきなり想定外の事態だが、我々もヘビーカバーに突っ込む。スクリューが藻ダルマになって膠着したら、チルトアップして絡んだ藻を手で除去し、再び突進。一回の突撃で数メートル進むの繰り返し。まるで砕氷船のようだ。


今回の琵琶湖は、我々に対し次々と難問を繰り出してくる。それを仲間で力を合わせ、次々と突破しながら釣りを進めるというロールプレイングゲームさながらの展開だ。

先ずは昨日の釣具屋で仕入れた情報に基づき、沖の取水塔を巻物で打つが反応無し。

YMSさん、サクッと1本キャッチ。


取水塔を外れた藻がチョロチョロのポイントで、僕にヒット。
良い引きで、上がって来たのは47cm。
これは僕のレコード更新の嬉しい1匹です。


DSのネコでした。5.8インチと関東より一回りでかいサイズがちょうど良いです。

その後北上するも水が悪い。昨日の大雨で濁りが流入している。
沖目のポイントをあっちこっちと回るが、イマイチパターンが掴めない。
忘れた頃に、僕が30cmぐらいのをキャッチ。写真取る前に自力で帰ってきました。

窮して岸を打つもやはりダメ。
厳しい時間が続きます。


琵琶湖名物のヘビーカバー。
この下に居ると思うんだけど・・・
直リグのパンチングで攻めるが、僕の11g直リグでは抜ける事が出来なかった。1オンスは欲しかったな。


ラスト一時間。我々は昨日オカッパリでばらした辺りが気になり。矢橋帰帆島の水路近くに移動。
二人ともキャスティングで横に広く探って行く。
YMSさん、スピナベでヒット。
朝一以来8時間振り。辛抱の甲斐があった一本。


時間的にラストポイントとして、昨日バラシタ橋脚際に入る。
昨日に増して流れ藻のカバーが厚く大きくなっていた。
その外側にボートを付けて、カバー周りや中を攻める。

YMSさんが岸際に直リグをを打ち込んだ刹那、大アワセをくれた。
ヒットした瞬間から水面で大暴れ。

強いタックルで魚に主導権を与えず、厳しいファイトで一気に勝負をつけに掛かる。
マジ、デカイ!

キャッーチ!!
これ50越えたんじゃない!!!


早速計測。
ジャーン、51cm!!!! 

いやいや、50UPのバスのアワセからファイト、ランディングに至るまで全部見せてもらいました。
全てにおいて迫力が違います。
ワタクシ、痺れました。
YMSさん、かっこ良すぎです。

しげしげと眺めておられました。
13年ぶりの50UPだそうです。オメデトウございました。


これにて終了。
琵琶湖ロールプレイングゲームは、素晴らしいゴールを迎えました。

16時半帰着。
mm17、KKT艇もかなり苦戦したようで、KKTさんの一本で終了とのこと。
湖上で一度も会わなかったので、写真が無いのが寂しいところ。

今日は台風の大雨による増水と濁りで、コンディションは非常的には難しかったように思います。
一日のゲーム時間内に魚の居所とヒットパターンを見つけ出すのは、なかなか至難の業でした。
地元勢は情報も豊富でしょうが、我々のような遠征組みは全て現場判断で答えを見つけねばならない。
だからこそ、面白いのだ。

何よりも遠征釣行はメンバーが全て。これは長年遠征釣行を続けてきた僕の結論です。
日常の手馴れた釣りではないのだから、次々と現れる困難や課題に対し、メンバーが一丸となって乗り越えてゆき、目指す一匹に辿りつくのが遠征釣行の醍醐味といっても良いだろう。

今回は出発前から台風に振り回されたが、結果として、二日間変化に富んだ濃厚なバス釣りだった。
また一つ、記憶に残る遠征釣行が出来ました。

同行メンバーに感謝感謝。






コメント (3)
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スクランブルBASS

2016年07月31日 22時52分59秒 | バス
7月31日(日)

前夜(土曜)の夜遅くにバス釣りへ行くことを決めた。
明日は雨だってのに、新しいリールを使いたい衝動に勝てませんでした。

家で寝ると起きれなさそうだったので、深夜に家を出て毎度御馴染みの片倉ダムへひとっ走り。
現地の道の駅で車中泊。若いねぇ。
で、車中泊にもかかわらず、見事に寝坊し6時にボート屋に到着。。。 
ササッと準備し釣り開始。

雨も降ってないし、曇りで暑からず寒からず。
たぶんバスにとっても、水温が上昇しないので快適なんじゃないかな。


日が照ったと思ったら、通り雨がサーッと降ります。
これはこれで気持ちが良い。


今日は天気予報が悪いのでバサーが少ない。
周りを見渡しても、常に1、2艇しか視界に入らない感じです。超快適。

さて、件のリールをば。
DAIWA SSair
ベイトフィネス用の軽~いスプールが最初から搭載されてます。

スモラバを振り込んでみると、面白いようにラインが延びてゆく。
普通のベイトリールとは別物なんですね。びっくり。
一方、ブレーキの調整は結構シビアです。

本日の持ち込みは5タックル。
ずいぶん増えました。


F2のライトアクションから、雷魚対応のヘビーアクションまで揃い踏み。(霧雨は本日自宅待機)
リールもそれに合わせて、カルディア2004、セルテート2510、SSair、アルデバランMG、Daiwa-Z

これだけのラインナップをどう使いこなすかも今日のサブテーマ。
いろいろやってみましたが、いろいろある分、忙しい釣りになりますね。
おまけに、雨具を着たり脱いだりも忙しかった。


で、釣果の方は、

2本。。。

いろいろやりすぎた感が否めません・・・
僕の場合、スピニング一本でもたいして釣果変らない気がしました・・・ (アレ?)

でもまあ、2本ともNewリールで釣ったから目出度いです!





35cmと25cmってところでしょうかね。

Newリールのデビュー戦を飾れたし、ポイント空いてて快適だったし、自己流の釣りをやり尽くした感もあるしと、結構楽しめた一日でした。

夏の雨の日は狙い目かも。



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雨中のバス釣り

2016年07月10日 12時13分11秒 | バス
7月9日(土)

片倉バス釣りミーティングの2回目です。
本日の参加は、itさんとKKTさんと僕の3名。

台風の影響で今日は雨予報。
梅雨のさなかのバス釣りって、僕は結構好きです。

4時半に集合して、ササッとセッティング。
itさんとKKTさんが14fボートで二人乗船。僕は12fボートで1人乗船。
二手に分かれて攻めつつ情報交換すると、広いダム湖でも、効率的にポイントを絞ることも出来ます。


今日も面白かった!

先ずは釣果写真から行っちゃいましょう。
(今日はスケール持って来なかったので体長は大よそです)

1匹目(38cm)


2匹目(35cm)


3匹目(20cm)


4匹目(25cm)


5匹目(28cm)


僕的には大漁です。(笑)

今日は魚の活性は結構高い感じでした。
空が暗いのが良いのか、雨が良いのか、或いは釣り人が少ないのが良いのか分からないが、バスはカバーやシェードにへばり付かず、広く泳ぎ回ってた印象です。
ピンポイントを縦に攻めるより、シャロー帯(1~2m)を広く横に引くとヒットするパターンだったようです。

逆に、アオコが発生して水の悪いところが多かった。
場所により濃淡があるので、水色の良い場所を探すと釣果につながるようだった。

僕は前回良かったシザーコームをワンサイズアップ(3.8’)して持ち込み、これを徹底的に使い込んでみた。
このルアーはワームだが、フォール、シェイク、ズル引き、中層引き、そして表層引きまで、ほぼ全ての使い方が出来そうです。


本日の釣果の総てがこのワーム。ノーシンカーのキャスト。
5匹中4匹が横引き。一匹が着水と同時に食った。
こいつは一軍入り決定だな。

同行メンバーもこの通り。
ハードルアーで仕留めるあたりは流石です。





昼ぐらいから豪雨となったので、早上がりとしました。


本日の失敗編。
1匹目と2匹目の間に、僕はビッグフィッシュを取り逃がした。
最初グッと根掛かりチックに止まり、そのままグーッと横に動く。ファイトが始まってもとにかく浮いてこない。
一度水面に姿を現したが、それがデカイ!
僕はデカバス釣ったこと無いので確証は無いが、たぶんゴーマルってな世界だと思う。
そいつはぜんぜん弱ってなく、再び水中戦に移ったところでラインブレイク。
6LBラインのフックのチモトが切れてました。フックの結びで締め込み過ぎてたのかもしれません。
ア- 悔しい!

もう一個やらかした。
最後に密林地帯を攻めてた折、枯れ立ち木がボートのオール受けにガッチリ食い込んでしまった。
僕は脚立に座ったまま、体をよじった半身の状態で立ち木(直径30cmぐらい)を手で押してたら、あろうことか立ち木の方がメリメリっと倒れてしまった。
僕は体重の預け所が無くなり、そのまま水面に手を突いた訳だが、残念ながら表面張力では僕の体重は支えきれず、僕はそのまま静かに水中へ転がり込んだ・・・
直ぐにボート上に這い登れたし、雨具フル装備だったのでずぶ濡れって程にはならずにすんだ。
長年ボート遊びやってるけど、落水したのは初めてだよ。
ボートに登ってホッとしてたら、腰に巻いてた自動膨張式のライジャケがボンッって膨らんだ。
こっちの方が驚いた。開くまで結構時間差あるんですね。
皆さん、ライジャケは着けましょう!


 「魚と釣り師は濡れたがる」(開口健)

雨中の釣りは結構好きです。
ずぶ濡れで釣りするのって楽しいんですよ。
ちょっとハイになる。





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片倉ダム定例ミーティング

2016年06月12日 18時17分22秒 | バス
6月11日(日)
毎年恒例の片倉ダムバス釣りミーティング(仮称・笑)
今回はItさんとYMSさんと僕の三人が参集。
バス釣り初心者の僕にとって、達人達との釣行はとても貴重な機会です。

今日は風もなく釣りやすそう。しかしドピーカン。
さて、今年の片倉は微笑んでくれるのか?
期待を胸に5時出航!


各人、思い思いの場所へばらけます。
沈木がらみのポイントに入ると、小バスとギルがワラワラ居ます。中バスも結構居るぞ!
ワームを入れると、バスが食う前にギルが無限に釣れちゃう。


Itさんからグッドサイズ2キャッチのメール配信。
おおお、今日は高活性か?

ギル釣ってる場合じゃない!
たまにバスが水面で何かを食っているので、ギル除けを兼ねて活虫を投入。

一発で小バスゲットー!


トップで食わすと、小バスといえどもテンション上がります。
ハマった感ありと喜んで再び活虫投げると、、、針ごと飛んでった。何が起こったの???
ならばと虫ルアーの王道、Sigretに付け替えるも、、、無反応。 虫パターン攻撃、終~了~・・・


小移動を繰り返しながら、パターン探しの旅を続けます。
今日は、とにかくバスやギルがいっぱい見える。活性は高そうだが、見えバスは食わないの鉄則どおり食わない。
鉄則ってスゴイ。。。


昼頃、気分を変えるべく朝Itさんが2本獲ったエリアへ大移動。
こっちはボート多いですね。釣れてるエリアなんでしょうか? いかにもな場所は人が入れ代わり立ち代わり打ってます。
僕は人混みが苦手なので、誰も狙わなそうな小さな草かげに目を付け、プレッシャーを掛けないようロングキャストでアプローチ。
するとですよ、着水と同時にゴゴンとヒット!

結構良い引きです。
ハンドランディングも成功!
ちょっと嬉しいサイズっすよ。

今日はメジャー持って来てるので計ると、40cmを微妙に越えた位。


やりい! My片倉記録更新っす!(低レベルでスミマセン・・・)
自撮りも敢行。(1人乗りだと撮る人居ませんので)
尻尾が切れてるし。。。 リリースする前に画像確認すりゃ良かった。


また空いてるエリアに戻る。
相変わらずギルの高活性と、見えバスの多さは変らない。
見えバスは釣れないっちゅーなら、見えないバスを狙いましょう。

カバーやブッシュがあれば奥の奥にテキサス捻じ込み、広い所は遠くからノーシンカーのロングキャスト。

んで、ノーシンカーでヒット!
37cm


シザーコームです。
これ釣れますね。でも尻尾をギルにかじられることも多く、変わり果てたシザーコームの残骸が累々と溜まります。

今度は上手く撮れてました。


こうして撮ると魚体の発色が良いと、先日息子から教わった小技。
PLフィルター使うと良さそうだね。



あっと言う間に17時。魚が高活性だと、人間も集中力が続くもんですね。
今回も12時間たっぷりバス釣りを堪能しました。

桟橋帰着時の我が戦場の風景。
今回は三脚椅子とパドルが新規参入しました。椅子のクッションの必要性を痛感。早速ポチります。


誰か見えバス釣りの極意を教えてください!!!



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