札幌市円山動物園がライオンを避妊手術して、雄と雌を一緒に飼おうとしたら、反対意見が寄せられ、考え直すことにした、との報道。
ライオンの雄は、去勢してしまうとタテガミが抜けて見た目も中性化してしまうので、おそらく計画された避妊手術とは精管結紮(パイプカット)なのだろうと思う。
雌は、卵巣割去する計画だったのだろうか?
家畜を去勢したり、卵巣割去するのは、人が昔からやってきたことだし、現在でもペットでも行われている。
それを可哀相とか、避妊そのものに反対するのは、無知なのか、無邪気なのか、あるいは宗教上の理由なんだろうか??
144件のうち59件が疑問や反対を示す意見で、それを受けて計画を検討しなおすというから動物園の運営も難しいものだ。
そして、信念や自信がないのだろう。
市民の開かれた動物園、広く寄付も募りたい、という難しさなのかな。
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全国で野生動物が住宅地や市街に現れて騒動を起こしている。
今や農村にも放し飼いにされている犬や野良犬が居なくなったせいだ、と聞いて「さもありなん」と思った。
人里に飼われていたり、人の周りで暮らしていた犬は、野生動物を追い払う役割を果たしてくれていたのだ。
私の家の周りにもエゾシカがたむろしていたこともあった。
リンゴの樹やオンコがひどく齧られたこともある。
相棒のゴールデンレトリーヴァーDukeは、うちを守ってくれてもいたのだろう。
室内犬、小型犬ではどうもならん。
このエゾマツはシカに齧られたか、雄ジカが角を擦り付けたらしい。
この庭をシカが徘徊しているとは驚き。
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後膝の手術をする予定だった1歳馬が前日に肘部を外傷。
来院しても怪我をした肢は負重できない、とのこと。
X線撮影したら尺骨頭のひどい骨折。
上腕三頭筋付着部が全部引きちぎられたように割れて引き離されている。
とても競走馬には成れない。
あきらめる。
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午後は、4歳馬の去勢。
乗馬にしてもらえるのだそうだ。
立ち上がり、噛み付き、扱いにくい馬だそうだ。
心落ち着き、幸せな毎日を送ってもらいたい。
その日々を余生と呼ぶのは乗馬に失礼だろう。
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現役競走馬の後肢趾腱鞘炎。
超音波では浅屈腱のひどい変性が見つかった。
もう競走はできないだろう。
繁殖供用に耐えられるか?
それもまた命に関わることだ。
競走馬あがりで魅力的な馬がいるのですが、馬房では「これがステイゴールドの血というものか。」と思うような気性難といわれそうな馬でした。が、矯正に成功していてうれしかったです。去勢もエビデンスがあるのかもしれませんが、知恵と手間を惜しまず馬を幸せにしてほしいなぁとつくづく。
獣医師として様々な視点から多種に及ぶ動物たちへの想いが交錯した様子。
オラ君、ネクストバッターボックスの大谷のような効果があったのでしょか
一般家庭の家族同然の犬猫を危険にさらすのはいただけません。安全第一にお家で飼ってほしいものです。
冬に両足踏み込んだようなこの頃ですが、晴れの今日を楽しみたいです。
可愛い仔ライオンが見れないなんてつまらないじゃない、名前つけたいのにというならペットショップ感覚のゲス極市民ですね。
メスも卵管結紮して仕舞えば良いような気がしますが難しいのですかね。
牛の卵巣割去は上駕やら食いムラの性周期を排除するためですからね。
そこまで求める産地は限られてますけれどね。
抑えたスズメを籠に入れてハセに掛けると稲米つつくのが寄らなくなるんですと。
籠の中のスズメのチュンチュンは狂気の叫びなのでしょう。
檻に入ったクマそのままにしておく訳にもいかないし、ハンターの担い手も不足なので、投網ドローンとか編成すれば逃げるようになるか。
噛みつき馬転用ですか。
そのスジの獣医さんお願いしてください。
何もできない笑
北海道もですが鹿増えすぎを感じますね。
JRA新馬未勝利が終わりましたが蛯名調教師が時期らしい競走引退馬の記事を内容や文章を選びながら書いていました。
馬にはもう少し加減をして噛んで欲しいですね(笑)
人と犬とのつきあいの形もいろいろあって然るべきと思います。野良犬は許されないのかも知れませんが、野良犬でさえ人の役に立っていたのかもしれません。
今は、ネコもイヌも室内で飼うべき、イヌはドッグラン以外は外でリードから放れるべきではない、という延長に、ライオンを避妊するのは可哀想、がある気がします。
クマを追い払うbea dog というのが居るそうですが、今ならAI仕込んだドローンで野生動物を追い払うことができるのかもしれません。ドローンって夜飛ばしてはいけない、などの規制があるのでしょうか・・・
噛む馬は本当にやっかいです。しかし、それも人が教え込んでしまったのではないかと思います。