きょうはオラが1枚目に登場サ
オラの前肢を飾っているのはゴールデンの証し
いわゆる「エルビス」ってやつさ
どうしてエルビスって呼ばれているか
エルビス・プレスリーがショーで好んで着ていたヒラヒラのついた白いコスチュームから来ている。
(右)
あの皮ジャンのデザインはもともと本当のカウボーイの皮ジャンに由来している。
西部劇映画「シェーン」で主人公が来ていたジャケットにも控えめながらヒラヒラが付いていた。
どうして究極の屋外労働着(アウトドア・ワーキングウェア)であるはずのジャケットにそんなヒラヒラした物が付いているかというと、
あれは飾りではなく、雨があのヒラヒラを伝わって流れることで体自体は濡らさないという実用目的があったようだ。
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猟で獲物を回収する(レトリーヴ)するために品種改良されたイヌで、
その獲物の多くは水鳥だった。
だから水に入って泳ぐし、水辺を走りもする。
沼や池の周りがそんなにきれいなはずはない。
そのときに肢や尻に長い毛があることは体自体を濡らしたり汚したりしない上で都合が良いのだろう。
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(写真はカラーアトラス「馬の蹄」より)
繫部皮膚の汚染や、砂礫や草による擦過傷や刺激が基礎にあると考えられている。
そこへ細菌感染が加わって病態は複雑化し、悪化する。
清潔にし、乾燥させることが大切とされていて、
毛を刈るべきだと言う人が多いし、成書にもそうかかれていたりする。
しかし・・・・
一方で、ある種のショーホースは距毛(球節の掌部の毛)を刈られることがあり、それが繫皹の要因になることがある。ということが書かれている本もある。
馬のすべてではないが、距毛が生えている馬が居るのは球節以下を保護しているのだ。
それを刈ってしまうと保護されなくなり、毛先が当たることが刺激になって繫皹になりやすくなることもあるらしい。
そのことを書いてある成書もある。
繫皹のクンとは、「あかぎれ」のことのようだ。
ヘンとツクリを逆にした字もある。
それもまた「ひび」「あかぎれ」。
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清潔にすることが大切。と言っても、よく洗えばよいというものではなく、皮膚の脂気をとってしまうと皮膚は保護作用を失い刺激や感染に弱くなる。
だからあまり洗剤で洗ったり、お湯で洗うのは考えものだ。
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一口馬主のクラブに入っていて、故障の状態などを調べていたらこちらのブログに辿り着きました。
私は「オラ」君の大ファンです。
今回たっぷり出演してくれたのでうれしくなってカキコミしました。
以前は犬を飼っていましたが、今は犬を飼えない住まいなのです。
「マッサージ」は笑ってしまいました、すごくよくわかります。
また次回更新を楽しみにしています。
雑誌で特集された、「馬のお手入れマニュアル」に従って、距毛をカットしたことがあります。
乾きやすくなって、繋皸にもいいと思ってしたのですが、カットした後、繋皸がひどくなったことがあります。
こういうことだったんですね。
そういえば、馬が雨に打たれると、雨水が流れる場所は決まっていますね。言い換えれば、雨水が流れない所は、体の中でも大切な場所なのでしょうか?
旋毛がその流れを作っているといえますか?
初コメありがとうございます。以前飼われていたワンコもマッサージ好きだったのですね。
私は動物にあまりいろいろ手をかけるのは好みません。距毛も意味があって生えているのかもしれませんよね。
お湯できれいにあらってやるとか、毎日シャンプーするとか、ヒゲを切ってしまうとか、耳の毛を刈ってしまうとか、ワンコにとっても馬にとっても迷惑だったりするかもしれないと思っています。
旋毛にもそういう意味があるのかもしれませんね。少なくとも毛の流れが逆だと生きていけないほど不都合があるでしょう。乾かないし、雪は積もるし、泳ぎにくいし、etc.
カラスなんかは雨でも体はまったく濡れないんじゃないでしょうか。
台風は大丈夫でしたか?北海道でも浸水したところがあったとか。。京都はすごいことになっているようです!今日は台風一過ですが☆
エルビスとは、言い得て妙ですね!^o^(・・・プレスリーさんがメジャーになる前の名称は・・・フサフサ?)
繋クン(名前のようーー;)は、栄養の行き届いている元気な馬はならなくて、体調の悪い馬がなりやすいように思います、、、エサも含めた管理を見直すことも要るかもしれないですね。あまり熱いお湯で長時間洗わないことは、馬の肢にとても大事ですよね、北海道の装蹄師さんから、蹄をお湯で洗うところは蹄がパサパサで、冬でも水で洗うところは蹄に粘りがある、と聞いて以来、できるだけ水、せいぜいぬるま湯で、と、言っています。
でも、わんクンを冬に水で洗うのは、(わんクンは耐えられても?)hig先生の手が、だいじょうぶでしょうか、、お見事なドロ足っぷりです^^☆
体調の悪い馬が繫皹になりやすいというのは興味深いです。皮脂が足らなくなるのか、はたまた免疫力の衰えか・・・・
お湯というのは本当に「害」があるようです。私も冬になると手荒れします。一日に何度もブラシで手を洗いますので。
どうしても洗うなら、保湿油を塗るべきなんですよね。いや、私の手じゃなくて馬の蹄とか繫の話です。
うちはワンコのシャンプーはまだ2-3回しかしたことがありません。川や海で泳げばとてもキレイになりますから;笑。
アカギレといえば、、、、、、グリセリンカリ液も使いますか?被毛がべたべたになるかな。
オラ君はもうきれいになったことでしょう。泥はチクチクの草の類よりお手入れは手強くはなかったように思います。沼につっこむと、匂いがね、、、、、。
耳の後ろとか、背中とか、しっぽ、ふさふさの脚の毛、お腹、いろいろな毛の質が1頭に混在するんですよね。キラキラ光って、美しいですよね。