近位指骨・趾骨間関節を関節固定術しなければいけなくなるのは、
脱臼・亜脱臼
骨関節炎 Osteoarthritis (変形性関節症 Degenerative Joint Disease)
基節骨遠位・中節骨近位部の骨折
など。
脱臼や骨折の場合はできるだけ早
く近位指骨・指骨間関節を固定してやったほうが良いだろう。
(右;近位趾骨間関節の脱臼)
亜脱臼や変形性関節症の場合は、quality of life と保存療法への反応を観て判断することになる。
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骨折や脱臼・亜脱臼はアクシデントだとして、近位指骨・指骨間関節の変形性関節症はどうして起こるか?
若い馬で診るのは、基節骨の遠位に骨嚢胞がある場合。
放置していると関節全体に骨関節症が起きてくる。
細菌感染も誘因になるかもしれない。
細菌性関節炎そのものが命に関わる病気だが、自然治癒したり、治療に成功しても後遺症として変形性関節症が起こることが考えられる。
ほかにはこの関節に負担がかかる運動を続けること。
ウェスタンのジムカーナやレイニングのように小回りや急発進急停止を繰り返すのはこの関節の負担になるだろう。
(左;近位趾骨間関節で外反している。
DJDの結果としてこうなったのか、外反していたからDJDになったのかはわからない。)
繫の肢軸の前方破折、後方破折、繫部での内反・外反。
そして、蹄の問題もこの関節に負担をかける。
大きすぎる蹄、伸びすぎた蹄、内外バランスがおかしい蹄は、この関節に無理な力をかけることにつながる。
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〇×△■◎※?
異種類だとほとんどコミュニケーションできないらしい。
イヌとネコが、一緒に飼われていても仲良くできないことが多いようだが、
ボディランゲージでの尻尾や耳の使い方が違うので、お互い信頼関係を築けないという説もある。
こちらでは手甲、かめ、で通じる人がまだいます…指骨瘤です、というと、かめって言うヤツ?と聞き返されるなどです。昔から、競走馬でも長く競走で走っている馬にみられたのかもしれないとおもいます、乗馬では働き盛りの年齢ですが^^;昔の馬車馬など使役馬ではどうだったのでしょう。
クラブに犬はたくさんいましたが、たしかに馬と仲良くなることはなかったです、ヘイキューブをガシガシ一生懸命かじっている犬はいました^^☆
私はみたことはないですけれども、たまに、猫のお母さんが子犬を育てるなどあるそうですね、子馬は異種のお母さんに育てられることはあるのでしょうか?
(サラブレッドは無理でも、ポニーの子馬とお母さんヤギとか羊とか…?)
ヒトとイヌ、ヒトとウマもオラ君とおんまさんのように互いに向き合って????からはじまったのかなぁとか、なかには脇に写っているおんまさんのような野次馬的観察もあったのかなぁ(笑)とか、そんなことを思う画像と文章でした。ヒトとヒト、犬と犬、馬と馬も、コミニュケーションは個々に個性的だったりもしますね。
業界で通じてきた用語は懐かしさもありますが、捨てなければいけないものも数多くあります。ヘモ(麻痺性ミオグロビン尿症)などもそうで、血色素ではないので「ヘモ」ははっきり間違いですし、麻痺性もまずいですよね。神経麻痺ではありませんから。
手っ甲。もそれ自体の意味が通じないでしょうね。
ワンコは人の表情を読んだり、まねしたり、手伝おうとしたりする習性を作り上げられていますが、でなければ馬を追いかけたりするかもしれませんね。
若馬だと蹄が伸び過ぎているなんてことはないのですが、繁殖雌馬だとありがちです。そしてそれはどんな肢の故障にも負担になると思います。
お互い興味津々なんですが、これから先のコミュニケーションがとれるものやら、どうなることやら。
でも、一般名称としては難しすぎるような気がしますーー;繋骨瘤(指骨瘤はあまり言わないでしょうか…)、リングボーンくらいでしょうか。。
カメというのも、ちょっとユーモラスな和風の連想ですよね、最初、先輩に「馬の足はエビになったりカメになったりする」「えっ(想像!?!)」ということもありました☆(カメもエビも病名には詩的・かわいらしすぎるかもしれないですね、”きつねうどん”に通じるものを感じます^^;Ring bone , Bowed tendon とならべると、彼我の発想の違いを感じます~☆)
指/趾骨瘤。が良いように思います。ひどくなれば指節関節症。俗語で言うと英語の俗語も関心したものではありません。bone spavin とか bog spavin とか、医学知識や健康に関する情報がひろがることで迷信や誤解が減ったように、馬の業界も獣医師がリードして正しい認識を広める必要があるのでしょう。
一緒にいるなら小さいときから、というか生まれたときからが良いのでしょうね。
それでも、例えば臭いなどは同じ種同士のようには認識できないでしょう。またワンコがウマの発情に反応しても困りますが・・・
強度運動の後は、冷やしたり、休養期間を設けたりもするのですね。
おんまさん同士で首やしっぽの付け根など、互いの同じ場所をハムハムしているときがありますが、「そこがかいかいなんだよね」というのを伝えるとき、相手のその場所をハムハムして示したりもするのでしょうか?それとも、相手の口に自分のかいかい場所をあてがうのでしょうか?面白いなぁと眺めたことがあります。
理想を求めると装蹄も削蹄も難しいかもしれませんが、放っておいて伸びすぎるよりは切ったり削ってやった方がずっと良いと思います。とくに何か故障を抱えている馬は!
自分の痒い場所を相手の体に移して噛むようですね。すると相手も噛みかえしてくれるのだそうです。自分がして欲しいことをヒトにする。基本ですよね。アレッ?;笑