査読について勉強する第二段。
お作法、と軽いタイトルどおり、こちらは楽しくよめる。
臨床医を対象に書かれているので、わたしの立場に近い。
「臨床家に来るほとんどの査読依頼は観察研究の論文」だから、観察研究の査読が中心に書かれている。
-
この著者は、査読のスタンスとして、「客観的・教育的・建設的」であることを心掛けよ、としている。
論文をよくするための指導は査読者の仕事ではない、という考えもあるだろう。
しかし、その学術誌と読者のために査読しているという点から考えても、
査読・校閲作業を通じてよい論文が完成して掲載され、有益な情報が発表されることは、その業界にとって貢献することになる。
ダメだしばかりするのではなく、改善策や対案までを提示する、という風でありたいと私も思う。
-
査読には通し読みが最低3回は必要。
これはなかなかしんどい。
しかし、まあPECO・PICOを理解するだけでも、そのくらい読まないとわからないかな。
-
統計解析についても書かれている。
これは必要な人はしっかり読んでもらいたい。
(つづく)
////////////////////
最近よく雨が降る。
朝焼けは天気が崩れる前兆か。
一雨ごとに寒くなる。
この記事、つづくのですね。
空気が冬っぽくなってきたので、雪ももうすぐかな?冬鳥たちのことを思うような雲。
朝夕暗くて寒さに慣れていないこの時期も元気に過ごしたいですね。
この本をもう1回紹介したいと思います。
ノスリの姿を見ました。オオワシも渡ってきているようです。