右回りも左回りもある競馬だが、では人間の競技はどうか?
陸上のトラック競技は左回り。
スピードスケートもショートトラックも含めて左回りだけ。
陸上競技などはかつては右回りで行われることがあったようだが、今はIAAF(国際陸上競技連盟)のルールで左回り left hand inside と決められているそうだ。
どうやら左回りの方が良い記録がでるのでそうなってきたらしい。
なぜ人間は左回りの方が得意なのか?
右利きの人が多いので、脚も右が利き脚だから、強い脚を外側に使える左回りの方が回りやすいという説が有力なようだ。
では、左利きの陸上競技者、スピードスケーターは不利なのかというとそうでもないらしい。
心臓が左にあるので、そちらが下になるように傾く方が自然だという説や、遠心力から心臓を守るために左回りが良いという説、もあるらしい。
が、どうも説得力にかける。
道路が、イギリスや日本のように左側通行の国では、左カーヴの方がカーヴがきつくなる。右カーヴの方がコーナリングが楽なのだ。
しかし、車やオートバイの自損事故は右カーヴの方が多いのだそうだ。
もちろん、右側通行の国でも同じだそうだ。
車やオートバイの運転でも左回りの方が回りやすいとなると、利き脚や心臓の位置とは関係ないのかもしれない。
ついでに、USAの自動車レースは単純な楕円形のコースで行われるレースが多いのだが、すべて左回り。
だから有名なインディカーレースなどでは、車そのものが左カーヴを回り易い様に車の重心を左に寄せていたりする。
美術館などでも展示の回路は左回りで設定するらしい。
目隠しをして歩くと左側へ曲がって行く人が多いそうだ。
ということで、理由はわからないが人間は左回りの方が得意なようなのだ。
当然、騎手は左回りが回りやすいのだろうが・・・・・・馬はどうなのだろう?
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午前中、繁殖雌馬の開腹手術。
午後、下顎骨折のプレート固定手術。大手術になった。
やれやれ、1日2頭も!急患の手術をすると、春はよくあんなに仕事できるものだと思う(笑)。
右回りの野球リーグはない(笑)
右回りの競馬場は、貴重な存在なんでしょうか。
自然界の物質は光学異性体のL型(左旋性)が多いのでしたっけ??
この問題、深いですねー。
野球は、右利きように作られていますね。左利きだと、ピッチャー、ファースト、外野しかできません。
逆回りの野球をやってみても良いかもしれませんね。
USAの調教師は右回りの競馬なんて、と嫌うそうです。まあ、不利というか勝ちにくいと判断するからなのでしょう。
右回りの方が多いというのはチョッといびつかもしれません。
光学異性体までは考えが及びませんでした(笑)。
私などひさしぶりにちょっと馬にさわっただけで数日疲れてしまったです^^;
(筋肉ムキムキに圧倒されます)
どうぞお身体ご自愛くださいませ。
「馬の医学書」に、「屈腱炎は、アメリカでは左前肢に多いが我が国では左右の違いはみられない」と書かれているのを読んだところでした、競馬場の設計とからめておもしろいですね。
子供の運動靴でも瞬足、とかコーナーリング用に設計しました!という靴がありますが、効果あるのかしら。。。
(多分に思いこみ的かも・・・)
私らのときなんて裸足が一番速かった気がします。。。
最近は、瞬足はちょっとブームが過ぎてバネの力、というのが流行りらしいです。
競馬においてはカーブで内にささりやすいということでもあるのかなと思いました
今乗っている子は競走生活を終えて2年にならない子ですが
中央準オープンまでいってたので戦績を調べてみました
栗東所属、デビューして右回り9戦連対なしだったのが
左回りの中京で勝ち上がりニ連勝
その後は右回りでも安定して5連対しましたが、左トモの屈腱炎で引退
現況はといいますと、右回りの方が安定していて体も右側がとても柔らかいです
屈腱炎との関連は卵とニワトリみたいなものでしょうか・・・
USA競馬は左回り、最後の直線は右手前。もっとも荷重がかかるのは反手前前肢の左前肢。だからでしょうか・・・・・
オリンピックのトラック競技のスパイクは左右対称なのか、どうなのか興味があるところですね。
スピードスケートは微妙に左右の軸はずらすようです。
コーナーを曲がる。だけでなく、よれてしまう。ということもあるのかもしれませんね。右にはよれにくいのでしょうか・・・・
後ろの屈腱炎は非常に珍しいと思います。