真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
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福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
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乱宴の宿 湯けむり未亡人
小川欽也
/
2014年02月06日
「
乱宴の宿 湯けむり未亡人
」(2013/製作:OKプロモーション/提供:オーピー映画/監督:小川欽也/脚本:水谷一二三/撮影:創優和/照明:江戸川涼風/録音:シネキャビン/助監督:加藤義一/音楽:OK企画/編集:有馬潜/スチール:津田一郎/監督助手:城定秀夫/撮影助手:宮永昭典/照明助手:竹洞♀哲也/現像:東映ラボ・テック/効果:東京スクリーンサービス/出演:舞原美咲・あずみ恋・篠田あさみ・久保田泰也・城定夫・姿良三・なかみつせいじ)。撮影の創優和が、ポスターでは何故か吉田剛毅に。
イメージ風の篠田あさみとなかみつせいじの絡みで開巻、タイトル挿むと案外昨今のピンクでは滅多に見ない、歌舞伎町一番街のネオンサイン。小宮祐二(なかみつ)はやつとの思ひでアフターに漕ぎつけたクラブの女・山野舞(篠田)を、一人住まひの自宅に招く。小出しされる設定を纏めると、小宮は五年前に交通事故で妻(名前すら出て来ない)と死別。ショックで仕事は辞めたものの保険金で購入した株がアベノミクス効果で跳ね、悠々自適の生活を送つてゐた。前戯をコッテリ済ませ一旦シャワー、小宮の悩みは、贅沢にも度外れた大きさの巨根。結局膣が浅く―“かはらけ”といふのは、単なるパイパンのことを指すのではないの?―体が合はないどころか、舞にはそもそも決まつたパトロンが居た。気晴らしに小宮が向かふのは、
勿論伊豆
。三年前釣りの最中に死んだ亡夫(小宮の亡妻同様、純然たるギミック)を偲び、崖つ縁に佇む佐々木京子(舞原)をスーサイドかとアクティブかつポップに誤解した小宮は、そのまゝの流れで京子が女将を務める、こちらも断固無論
花宴
に宿を取ることに。仲居の小林真弓(あずみ)を花代五万で口説くのに小宮は成功、真弓にも小宮は大き過ぎたものの、一人寝の寂しさから、京子が月に二度真弓と百合の花を咲かせるといふ重要情報を仕入れる。
配役残り登場順に、秀を抜いた城定夫と姿良三(=小川欽也=水谷一二三)は、直角に近い俯瞰で人相の識別も不可能な、チッェク・アウトする二人連れ客。久保田泰也は三河屋的ポジションで花宴に出入りもする、真弓の彼氏・小山信二。
今年目出度く
監督生活半世紀
を迎へる現役のレジェンド、今上御大・小川欽也の2008年以降は年一本ペースの2013年作。舞攻略に失敗した小宮が、プラッと伊豆に足を伸ばす。小川欽也が
2011年に完成させた
現代ピンクの到達点、まこと有難き伊豆映画である。ケッサクなのが、伊豆に入つた小宮が漏らす感嘆「何時来ても気持ちいいとこだなあ」。確かに、伊豆ロケに参加してゐるのが微妙なものをサッ引いたにせよ、なかみつせいじが出演した花宴映画は既に十指に余る、確かに何時も来てる。小宮はあちらこちらを結構巡り、伊豆高原ビール目当てに車で出発した時には激しくツッコミかけたが、ちやんと買つて帰り部屋で飲む配慮も忘れない。とまあ伊豆―と花宴―の、今時贅沢にも35mmフィルム撮影による観光PR映像としてはそれはそれとしても、素面の劇映画的には画期的な中身の薄さにも関らず何故か微睡まされることもなく、一時間をそれなりに心豊かに観させる。主演女優は首から上の湾曲を補正した―但しプロポーションは数段落ちる―中村杏里(a.k.a.永森シーナ)で、あずみ恋はさういふメイクなのか顔が少々キツい。花宴に於いてさへも小宮は舞を想起し、しばしば小川欽也にビリングをさて措かせる執心を感じさせる篠田あさみも、といつて然程の決定力を有してゐるでなく、決して特に強靭な裸映画といふ訳でもない。当方当日のコンディションも爆発寸前の腰を抱へ、各駅停車と快速を乗り継ぎ一時間強揺られ遠征したとあつては間違つても満足ではない割には、不思議な一作である。とはいへ、改めて冷静に整理すると①モノがデカく②遊んで暮らせる財産に恵まれた男が、③風光明媚かつ食物も酒も旨い土地にて、探し続けた生涯の伴侶と出会ふ。羨ましい限りに幸福な物語を、ルーチンすれすれの演出で馬鹿馬鹿しさや瑣末な妬ましさなんぞ感じさせずに、穏やかなエモーションとともにマッタリと綴る。伊豆映画を現代ピンクの到達点と称した点に関して、今回実は必ずしも与太を吹いてゐるつもりはない。トウのたちかねない締めの京子と小宮の濡れ場に、真弓公認の小山の夜這ひを噛ませる構成などは確実に老獪である筈で、なかみつせいじの地味に芳醇な名演は、底の抜けた始終を器用に固定する。当たりの際の新田栄の温泉映画も髣髴とさせる、娯楽映画の慎ましやかな名作といへるのではなからうか。
然し一昨年の
助さん角さん
も超え、何と加藤義一×城定秀夫×竹洞哲也によるジェット・ストリーム・アタック、リアルタイムでこんな布陣が成立するのが凄い。
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