真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
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福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
仮名遣ひは正仮名を使用。
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痴漢温泉 みだら湯覗き旅
池島ゆたか
/
2010年05月31日
「
痴漢温泉 みだら湯覗き旅
」(2009/制作:セメントマッチ/提供:オーピー映画/監督:池島ゆたか/脚本:五代暁子/撮影:清水正二/編集:酒井正次/音楽:大場一魅/助監督:中川大資/監督助手:新居あゆみ/撮影助手:海津真也・前田恵利子/編集助手:鷹野朋子/タイミング:安斎公一/現場応援:田中康文/協力:老神温泉『東明館』・スナック『炎炎』・鎌田一利/挿入歌:『世界の果てでダンス』詞:後藤大輔、曲・歌:大場一魅 『ちんたらまんたら行進曲』詞:五代暁子、編曲:大場一魅/出演:真咲南朋・山口真里・若葉薫子・なかみつせいじ・野村貴浩・竹本泰志・久保田泰也・池島ゆたか・大場一魅/Special Thanks:日高ゆりあ・倖田李梨)。「ちんたらまんたら行進曲」の、詞・曲・歌を拾ひ損ねる。出演者中大場一魅は、本篇クレジットのみ。
二枚目にバージョンアップしたことに加へ、課長からも昇格した
天国株式会社人事部長
のザビエル(竹本)が、自殺者の多いことをタイムリーに嘆く。
どちらか片方の部屋としても、何れにせよ住人との濃厚なミス・マッチ感は否めない文系オタク部屋にて、OLのユイ(真咲)はリリー(倖田)との浮気も通り越した本気―開き直つた当人談―の発覚した彼氏・達也(久保田)と、人生通算十二度目の破局を迎へる。真咲南朋をブスと口汚く罵る久保田泰也を観てゐると、結構本気でキル意を覚える。大場一魅に代りポスターにのみ出演者として名前の載る、田中康文演ずる人相の悪い痴漢男に無体な追ひ討ちをかけられたユイは、最終的には自死を期した温泉への傷心旅行を決意する。今作殆ど唯一にして最大の限界は、ユイが何をやつてもダメダメなネガティブ女といふ設定の割には、私選世界最高の名画「バットマン・リターンズ」(1992/米/監督:リア充になる前のティム・バートン)のセリーナ・カイル(ミシェル・ファイファー)のやうには効果的にも何も、真咲南朋の器量を悪くする努力を全く通り過ぎてしまつてゐる点。一方、大場一魅が「世界の果てでダンス」を歌ふ酒場。明和大学文学部教授の谷原(なかみつ)と、樋口ではなく山田(野村)が、絶望的に打ちひしがれた風情でグラスを重ねる。谷原は学内の派閥抗争の中で財前和義(池島)の謀略により職を失ひかけ、山田はといふと既に派遣切りされてしまつた挙句に、こずえ(日高)に対する一方的な好意も木端微塵に打ち砕かれてゐた。気分を変へるべく大場一魅が歌ひ出した「ちんたらまんたら行進曲」に背中を押され、二人も温泉地を目指す。バリバリ実名登場する老神温泉「東明館」、
共に未亡人
(設定)の女将・月子(山口)と仲居・星美(若葉)が、一人と二人の計三人を出迎へる。
死にかけたルーザー達がミラクルでヘブンな旅館に集ひ、再起への活力を取り戻すポジティブな極楽温泉映画。特徴的ではあるもののミュージカル演出は全く局所的なものに留まる為、為にする以上のものでは特にあるまい。主要キャストが東明館に揃つてから以降は、打率十割で抜群の威力を誇る濡れ場が連打されることに概ね終始し、殊にドラマとしての有効打が放たれることも別にない。それ故、娯楽映画の傑作とまで賞するには些か当たらず、要はヤルことをヤッたらスッキリして元気が出て来まんた☆といふ、単にそれだけの物語に過ぎない。全く即物的であるが故に、逆に真実を突いてゐるといへなくもないが。尤も、現状を見据ゑた上での意識は明確で、最近のピンクでいへば「
熟女淫らに乱れて
」(2009/監督:鎮西尚一)のやうな、どうしやうもない暗さに逆に時代認識の甘さを認める立場からすれば、落とし処としてはこの辺りの音頭もとい温度が実は百点満点であるやうにも映る。煽情性に関してはいふまでもなく、コメディとしても完璧な濡れ場濡れ場をウキウキと、あるいはホケーッと楽しみ、細かいことは考へるなとでもいはんばかりに、ユイ・谷原・山田のエモーションを追体験する如く小屋を軽い足取りで後にする。個人的には今の時代に求められてゐるものは、悪くいへば“この程度”であつたとしても、かういふ映画だと思ふ。大傑作、「
超いんらん やればやるほどいい気持ち
」(2008)以降の失速感はある意味仕方もない池島ゆたか近作の中では、よしんば結果論的なものであるとしても時代との距離まで含めて、最も重要な一作といつてのけても過言ではないのではなからうか。北風なんて現し世の中で事足りすぎてとうに吹かれ飽きた。せめて小屋の暗がりの中でくらゐは、穏やかな南風に包まれてゐたい。たとへそれが、欠片の建設性も具へない怠惰な慰撫に過ぎないとしても。
今回は自信を持つて、ロストしてしまつたものでは決してなく、神戸顕一は如何なる形であつても登場しない。汚職による財前失脚を伝へるTVリポーター役で見切れるのは、新居あゆみ。それと、超絶なテクニックを駆使し見えてるやうに見せてゐるのかも知れないが、自ら剃り無毛状態の星美を指で山田が責めるシークエンスに於いては、具がチョコチョコ覗いてはゐないか?
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