真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
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駄楽ひまなときブログ
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友松直之監督のブログ、激しくエモーショナル
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サイボク氏のブログ、ピンク映画に関するエントリー多し
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自己紹介
福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
仮名遣ひは正仮名を使用。
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折檻調教 おもちやな私
ま行
/
2010年05月06日
「
折檻調教 おもちやな私
」(2009/製作:マジック・アワー/提供:オーピー映画/監督:松原一郎/脚本:関根和美/撮影:下元哲・小山田勝治/照明:代田橋男/編集:酒井正次/助監督:中川大資/編集:酒井正次/録音:シネキャビン/選曲:山田案山子/監督助手:新居あゆみ/撮影助手:浅倉茉里子/照明助手:塚本宣威/編集助手:鷹野朋子/スチール:佐藤初太郎/現像:東映ラボ・テック/緊縛:上坂孝次出演:吉行由実・伊沢涼子・酒井あずさ・佐々木基子・久保田泰也・金城真史・牧村耕次・なかみつせいじ)。
マスターの三輪潤一(なかみつ)が、バイセクシュアルの従業員・麻里奈(酒井)と切り盛りするハプニングバー「S」。「S」に清掃会社での勤務経験のある山崎留美(吉行)が、店内清掃・各種雑役、時には一部接客も含む求人に応募して来る。特殊な業態にも関らず即決で留美を採用した三輪は、実は留美に、母・咲子(当然吉行由実の二役)の面影を見てゐた。久保田泰也と、同じ芸能プロダクション「アトムズプロダクション」所属の金城真史は、「S」の客要員。一歩間違へれば伊沢涼子が小娘にすら見えかねない超強力な布陣の中、こゝの若造二人の際立つ弱さは如何せん否定出来まい。そのほか関根和美とその愛妻・亜希いずみ、更に下元哲が、クレジットは一切ないまゝ店内に見切れる。当サイトの記憶と記録に間違ひなければ、オレンジ色のスーツ姿の亜希いずみは、「
四十路の奥さん ~痴漢に濡れて~
」(2006)以来の銀幕登場となる筈。
初めて「S」を訪れた和服の女・百合子(佐々木)が、麻里奈から性癖に関するアンケートを尋ねられがてらあれよあれよといふ間に、その場の皆さんも交へての緊縛浣腸の餌食となる。その壮絶な痴態に衝撃を受けた留美は、帰宅後激しい自慰に狂ふ。
配役残り、スパンコール全開の度派手なジャケットで登場する牧村耕次は、三輪とは飲食同業者仲間のオカマ・マキコ。
牧村耕次だからマキコて・・・・
関根和美のプリミティブが火を噴くぜ。傍若無人な振る舞ひで興味を惹いたマキコを返り討つ伊沢涼子は、資産家令嬢との常連客・愛。度を越した我侭ぶりに手を焼いた三輪は閉店後、睡眠薬で眠らせた愛を麻里奈と共に陵辱する。忘れ物を取りに戻つた留美がその模様を目撃してしまふ一方、口封じにと写真も撮られた愛は、「変態!」と三輪に吐き捨て「S」から姿を消す。留美は愛の発した「変態!」といふ単語にも、更に無闇に背中を押され欲情してみる。
夜毎にハプバーにて繰り広げられるエクストリームな乱痴気騒ぎに、さうはいつても妙にアクティブに惹起され過ぎる留美の官能と、何事かただならぬ風情も漂はせつつ、三輪が留美に対して秘かに仮託する母親への慕情。二本立ての主モチーフに関してそれぞれ十分な説明が為されることが必ずしもなければ、一本の劇映画としての、標準的な起承転結の中に十全に織り込まれる訳でも別にない。本筋の首は然程どころでなく据わらないまゝ、最終的には重量級の濡れ場濡れ場の畳み込みで押し切る潔い作劇は、それはそれとしてエロ映画的に全く麗しい。ところが、ある意味さういふ風に高を括つてもゐたところ、愛蹂躙の件を予想外の伏線に、刹那に叩き込まれる鮮烈なラストには激しく心を撃ち抜かれた。単なるアグレッシブな裸映画はアグレッシブな裸映画で、ピンクといふカテゴリー上固有の特殊な要請として勿論あつて然るべきであらうが、なほのことかといつてそこにのみ止(とど)まるでなく、下元哲が頑丈な技術によつて狙ひ澄ましたニュー・シネマの時代も髣髴とさせるフィニッシュ・ブローは、侮り難しといふ意も含め強烈な印象を残す。正しく、プログラム・ピクチャーの底力を感じさせる一作。愛の退場は、留美が濡れ場に回収してそこで完結と、まんまと思ひ込まされてしまつた。要は更に遡る百合子の時点に於いて既に、段取りが整へられてゐた寸法になる。全く思惑通りにしてやられた次第で、完敗を認め中折れを脱ぐに如くはない。
何はともあれ、昨今全盛期を再開させた感もある、吉行由実のオッパイの破壊力が甚大。百歩譲つてよしんばそれだけであつたにせよ、寧ろ全然それで構はないではないか。
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