弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

荻窪_教会通り界隈

2015-08-03 19:50:13 | 杉並世田谷散歩

JR荻窪駅の北側、青梅街道の北方に、「教会通り商店街」という商店街があります。下の写真です。上の地図で、中央の[+]の5mm左あたりから北上する道路です。

《教会通り商店街》
 

教会通り商店街から北にそれると、東京衛生病院があります。英語名は"TOKYO ADVENTIST HOSPITAL"とあり、キリスト教系であるようです。

《東京衛生病院》
  

「教会通り商店街」といい、キリスト教系の病院といい、近くにキリスト教会がありそうです。そこで探してみました。

《天沼教会》
  

東京衛生病院の向こう側に、天沼教会(SEVENTHDAY ADVENTIST CHURCH)はありました。
中に入らせてもらうと、中は大勢の人が入れる教会になっています。残念ながら内部の撮影許可はいただけませんでした。うかがうと、「教会通り」はやはりこの教会に由来するようでした。教会通り商店街の旗には「鐘の鳴る街」とありますが、教会は鐘を鳴らしていないようです。

教会通り商店街の北端から東へ向かうと、弁天池公園に出ます。

《弁天池公園》
 

 

 

 
弁天池、今は小さな池ですが、昔はもっと大きな池であったような記録もあります。また、桃園川の源流であったといいます。そこで、ウィキペディアで桃園川について調べてみたら、面白いことが判明しました。
現在の天沼弁天池公園には、天沼弁天社内の湧水で生じた弁天池(弁天沼・天沼・瓢箪池。約300坪)がかつてありました。それが桃園川の水源だったそうです。弁財天祠が祀ってある池なので「天沼」の地名となったようです。
1975年(昭和50年)に天沼八幡神社が改築される際、天沼弁天社の弁財天を八幡神社境内に移設し、土地は西武鉄道に売却されました。湧水は埋め立てられ、当時西武鉄道会長であった堤義明と関係女性宅が建ったというからびっくりです。
2004年に杉並区に売却され、2007年(平成19年)に区立の天沼弁天池公園として整備されました。
現在、この公園内にある池はこのときの公園造成で造られた人造池であり、本来の池とは異なり湧水はありません。

弁天池公園の北端には、杉並区立郷土博物館分館が建っています(下写真)。
私が訪問したときは、「戦争を語り継ぐ」という展示を行っていました。
  
また、公園の南端には、右上写真のような不思議な門が建っています。由緒があるのかどうか、まわりには何も説明がありませんでした。
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1 コメント

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 (17103)
2015-08-04 16:17:13
関係女性(!)はここで料亭をしていたので、そのときの門の名残だと聞いたことがあります。
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