弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

メタボ対策の成果

2008-04-16 21:37:30 | Weblog
久しぶりにあった知人から、「ずいぶん痩せていませんか」と聞かれました。そうなんです、ずいぶん痩せたんです。

私は身長が167cmです。体重は、1997~2000年頃は65kg程度だったのですが、01年から上がりはじめ、02年には69kgまで上がってしまいました。何とか体重を減らそうと、通勤の行き帰りに20分ずつ早足で歩くことをはじめたのですが、体重は一向に減りません。そうこうするうちに、2004年の検診では中性脂肪が跳ね上がり、とうとう「高脂血症」の烙印を押されてしまいました。2002年からは超音波検診で「脂肪肝」の所見も入っています。

これは非常事態です。
2005年の秋だったと思うのですが、新聞で「パワーウォーキング」の記事を見ました。多分こちらの日経新聞記事と思います。
今までの早足ウォーキングと異なるのは、「肘を90°曲げて腕をよく振る」の1点です。その他にも上記の記事にあるようにいつくかのポイントがありますが、それまでの早足ウォーキングとさほど変わりません。しかし、早足で歩きながら肘の角度を90°に変えるだけで、意識しないのに、自然と歩くピッチが速くなるのです。
さっそく始めました。通勤カバンを、それまでの肩掛け式からリュックサックに変えました。歩く距離としては、朝夕それぞれ片道20分の道を歩いています。
パワーウォーキングについて解説した本も購入しました。以下の本です。
生活習慣病が治るドイツ式ウォーキング―1週間で血糖値、コレステロール値が下がる (講談社の実用BOOK)
パワーウォーキング協会,ハートヴィッヒ ガウダー
講談社

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重要なポイントは、心拍数の目標を定め、ウォーキングの間その目標の心拍数を維持することです。この本によると、目標心拍数は年齢によって異なります。
まず、「最高心拍数=220-年齢」を定め、理想のトレーニング時心拍数が最高心拍数の60~75%と計算されます。55歳ですとトレーニング時心拍数は99~123(毎分)です。
最初は、信号待ちの時などに脈拍を測っていたのですが、どうも歩いているときの心拍数は測れていないようです。しょうがないから心拍計まで購入しました。私が買ったのは下のカシオ製です。一方を肌に直接接するように胸に巻きます。計測されたデータがワイヤレスで腕時計型の表示器に表示されるというわけです。

歩いている間の心拍数は、だいたい130前後でした。私の年齢としてはちょっと高めでしょうか。
するとどうでしょう。しばらく経ってから、体重がみるみる減り始めたのです。
定期検診の記録を見ると、2003~2005年に67kg程度だった体重が、2006年には62.7kgまで下がったのです。
この年の定期検診で、高脂血症と脂肪肝の烙印を消すことができました。

しかし、体重はあるレベルまで下がったらそこで落ち着いてしまいます。
そして去年の6月です。
ある日突然、食が細くなったのです。普段の7~8割まで食べると、それ以上食べられません。無理に食べると食べ過ぎ症状で数時間苦しい思いをします。
それ以来、食事の量が減りました。
するとまた、一度は落ち着いた体重が下がり始めたのです。2007年の定期検診ではとうとう59.0kgに下がりました。
さすがにちょっと不安になり、このときの定期検診ではバリウムではなく、胃カメラ検診を受けました。幸いに無事でした。
その後も、食は細くなったままです。これはとてもありがたいことで、腹7分目の食事でもその後に空腹を感じずに済むのです。

私は、1997年の定期検診以来、γ-GTPが上限を超えていました。酒を飲まないのに高いので、ドクターがいつも首をひねっていました。ある年に肝炎の検査までしました。そのγ-GTPが、とうとう基準値内の値に収まったのです。

2007年の定期検診では、有料オプションで内臓脂肪検査の項目が加わりました。折角だから受けてみました。おなかのへその位置でCT断層写真を撮影し、内臓脂肪面積を計算するのです。私の場合、48.8平方cmと出ました。比較対象としては「100平方cm以上で『内臓脂肪型肥満』の疑い」とあるのみで、私の数値が並なのか優れているのか、よくわかりませんでしたが。
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