<3030> 大和の花 (1037) マツバウンラン (松葉海蘭) ゴマノハグサ科 マツバウンラン属
北アメリカ原産の越年草で、細い茎が基部で枝分かれし、高さが20センチから50センチほどになる。葉は線形で、最初ロゼット状につくが、その後互生する。花期は4月から6月ごろで、直径1センチほどの青紫色の花を穂状につける。
アジアからヨーロッパに広く帰化し、日本には1941年、京都市伏見区で見つかり、今では本州の関東、北陸地方以西、四国、九州に分布している。大和(奈良県)では日当たりのよい道端や高原の草地などに見られ、ときには群生しているのを見かける。変種にオオマツバウンランがある。 写真はマツバウンラン。群生する花期の姿(左)と花穂のアップ(右)。
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