遊木民のアトリエ

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そばの実の料理

2005-09-05 | 蕎麦の部屋


一般にはあまり馴染みのない「そば」についてご紹介します。

 右側が「玄そば」いわゆる蕎麦の実です。

 左側が「剥きそば」、「玄そば」から殻を取り除いたもので「抜き」ともよばれています。

 これを粉にした物が「そば粉」で製粉の方法、歩留まりで粉の性質が大きく変わります。 

 「そば粉」については後日にします。



 「抜き」とよばれ、そば粉にするほか、色々な「そば料理」に使われます。

 表面が緑掛かっているのが香りも高く、良い「抜き」です。

 今回は「抜きそば」の和え物を作りました。



 「抜きそば」をたっぷりのお湯で柔らかくなるまで炊きます。

 時々食べてみて、「プリッ」とした食感になれば火から下ろします。



 冷水で冷やし、水を切ります。



 「そばの実」の和え物の材料です。

 そばの実、エノキ茸を軽く茹でた物、山芋の千切り、青じその千切り、

 細削りの鰹節、梅干しの裏ごし。

 これらの材料を大きめのボウルに入れ和えます。




 「そばの実」のプリッとした食感、エノキの歯触り、山芋のシャリシャリとした食感が楽しい和え物です。

 梅干しの塩気と酸味、青じその香り、鰹節の旨味がうまくマッチします。


遊木民のオリジナルです。 多分!!?

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2 コメント

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抜き蕎麦 (磯のすー)
2005-09-05 11:41:21
見事なものです。蕎麦の風味がモロに味わえるように思います。なお、玄蕎麦から抜き蕎麦にするのは、精米と同じように、杵で突くのでしょうか? 突きたてが美味しいと聞きますが・・・。
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そばの抜き (遊木民)
2005-09-06 06:15:45
 磯野様

 以前は石臼の間隔を広く取って、挽き割り、殻を取り除いていたようです。

 現在、製粉工場では脱皮機をつかいます。

原理はそばの実を高速で硬質ゴムに打ち付け、殻を外すようです。
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