西郷隆盛が遺した言葉に「南洲翁遺訓」がありますが、その中からいくつかを紹介します。
十六「節義廉恥」を失ひて、国を維持するの道決して有らず。
二一 道は天地自然の道なるゆゑ、講学の道は「敬天愛人」を目的とし、身を修する克己を以て終始せよ
二五 人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして己を尽して人を咎めず、我が誠
の足らざるを尋ぬべし。
二六 己れを愛するは善からぬことの第一也。修業の出来ぬも、事の成らぬも功に伐(ほ)
こり驕慢の生ずるも、皆自ら愛するが為なれば、決して己れを愛せぬもの也。
三十 命もいらず、官位も金もいらぬ人は始抹に困るもの也。此の始抹に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大は成し得られぬなり。
上記の第十六項の「節義廉恥」は、武士道の根本とも言われています。
また、第二十一項の「敬天愛人」もよく知られています。
十六「節義廉恥」を失ひて、国を維持するの道決して有らず。
二一 道は天地自然の道なるゆゑ、講学の道は「敬天愛人」を目的とし、身を修する克己を以て終始せよ
二五 人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして己を尽して人を咎めず、我が誠
の足らざるを尋ぬべし。
二六 己れを愛するは善からぬことの第一也。修業の出来ぬも、事の成らぬも功に伐(ほ)
こり驕慢の生ずるも、皆自ら愛するが為なれば、決して己れを愛せぬもの也。
三十 命もいらず、官位も金もいらぬ人は始抹に困るもの也。此の始抹に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大は成し得られぬなり。
上記の第十六項の「節義廉恥」は、武士道の根本とも言われています。
また、第二十一項の「敬天愛人」もよく知られています。
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