石川忠久先生の漢詩を紹介します。
詠杜牧
誰道青春徒酔沈
多情字字盡千金
鬢絲霜葉茶烟裏
写得風流才子心
「読み方」
杜牧ヲ詠ズ
誰カ道(い)ウ 青春徒(いたず)ラニ酔沈ス
多情ノ字字尽ク千金
鬢絲霜葉茶烟ノ裏(うち)
写シ得タリ 風流才子ノ心
「鑑賞」
鬢糸、霜葉、茶烟は杜牧の詩の中に使われている語です。
「茶烟鬢糸(さいんびんし)」は後世、成語となりました。淡白に余生を過ごすことを指します。
石川忠久「學士会会報」No. 958 2023-Ⅰ
詠杜牧
誰道青春徒酔沈
多情字字盡千金
鬢絲霜葉茶烟裏
写得風流才子心
「読み方」
杜牧ヲ詠ズ
誰カ道(い)ウ 青春徒(いたず)ラニ酔沈ス
多情ノ字字尽ク千金
鬢絲霜葉茶烟ノ裏(うち)
写シ得タリ 風流才子ノ心
「鑑賞」
鬢糸、霜葉、茶烟は杜牧の詩の中に使われている語です。
「茶烟鬢糸(さいんびんし)」は後世、成語となりました。淡白に余生を過ごすことを指します。
石川忠久「學士会会報」No. 958 2023-Ⅰ