日本人10人が犠牲になった「アルジェリア人質事件」の報道において、「情報が錯綜」という言葉がよく言われました。「錯綜」という言葉の意味は、「複雑に入りくむこと。入りまじること」です。アルジェリア発の情報は不確実で入りくんでいたであろうことは事実なのでしょう。複数の情報発信者があり、異なる情報がたくさん出ており、その上、軍による情報統制が厳しく行われていたようです。
しかし、テレビ局などのメディアや政府発表における「錯綜」という言葉を聞いて、私は強い違和感を持ちました。メディアや政府機関には、国民(視聴者)に正しい情報を迅速に公表し、伝える義務があると思っています。以下、偉そうな発言をお許し願えれば。
情報を発表する当事者は、情報を集め、分析して、内容を確認して発表するのが任務のはずです。その当局が「情報が錯綜して分からない」と言うのは、自身の無策、無力を公言し、悪いのは、あたかも、他人(アルジェリア側)だと、言っているのと同じ様に聞こえます。
発表はもっと謙虚に客観的に行うべきではないかと思います。すなわち、「現時点では、確実な情報をつかんでおりません。引き続き情報収集に努力しているので、わかり次第発表します」とするべきではないでしょうか。
しかし、テレビ局などのメディアや政府発表における「錯綜」という言葉を聞いて、私は強い違和感を持ちました。メディアや政府機関には、国民(視聴者)に正しい情報を迅速に公表し、伝える義務があると思っています。以下、偉そうな発言をお許し願えれば。
情報を発表する当事者は、情報を集め、分析して、内容を確認して発表するのが任務のはずです。その当局が「情報が錯綜して分からない」と言うのは、自身の無策、無力を公言し、悪いのは、あたかも、他人(アルジェリア側)だと、言っているのと同じ様に聞こえます。
発表はもっと謙虚に客観的に行うべきではないかと思います。すなわち、「現時点では、確実な情報をつかんでおりません。引き続き情報収集に努力しているので、わかり次第発表します」とするべきではないでしょうか。