横綱昇進の伝達式の時に、力士は四字熟語で決意を述べることが多いようです。
去る9月27日に第70代横綱になった日馬富士が言った言葉が「全身全霊」でした。日馬富士が日頃から使っている言葉です。体格的には劣っていても、運動神経の良さと俊敏な動きに加えて、全力で相手を倒してきた日馬富士にふさわしい言葉ではないかと思います。言葉の意味もわかり易く、好感が持てました。
白鵬が言った「精神一到」。精神を集中して取り組む、これも白鵬らしい言葉でした。
「精神一到何事か成さざらん」の略で「朱子語類」にある言葉です。
貴乃花が言った「不惜身命」は難しい言葉でした。「ふしゃくしんみょう」は「法華経」を出典としており、仏のために身命を捧げて惜しまぬ意味です。貴乃花は「相撲のためにすべてを捧げる」と言い切ったのでした。
一方、琴奨菊が大関になった時に言った「万里一空」は、やや、わかりにくい言葉でした。「万里一空」は宮本武蔵の「五輪書」にある言葉です。琴奨菊は「万里一空の境地を求めて日々稽古に精進します」と口上を述べました。「努力の先に光がある」という意味を込めたそうです。
去る9月27日に第70代横綱になった日馬富士が言った言葉が「全身全霊」でした。日馬富士が日頃から使っている言葉です。体格的には劣っていても、運動神経の良さと俊敏な動きに加えて、全力で相手を倒してきた日馬富士にふさわしい言葉ではないかと思います。言葉の意味もわかり易く、好感が持てました。
白鵬が言った「精神一到」。精神を集中して取り組む、これも白鵬らしい言葉でした。
「精神一到何事か成さざらん」の略で「朱子語類」にある言葉です。
貴乃花が言った「不惜身命」は難しい言葉でした。「ふしゃくしんみょう」は「法華経」を出典としており、仏のために身命を捧げて惜しまぬ意味です。貴乃花は「相撲のためにすべてを捧げる」と言い切ったのでした。
一方、琴奨菊が大関になった時に言った「万里一空」は、やや、わかりにくい言葉でした。「万里一空」は宮本武蔵の「五輪書」にある言葉です。琴奨菊は「万里一空の境地を求めて日々稽古に精進します」と口上を述べました。「努力の先に光がある」という意味を込めたそうです。